2025年11月10日（月）開催「第5回全日本シニアダブルススクランブルゴルフ選手権2025 全国決勝」に出場した「エビス会」石本雅敏選手、中井光男選手のインタュー記事です。ゴルフコースのメンバー同士でペア結成。初挑戦ながらすっかりダブルスの面白さにハマっているとか。
ダブルスは作戦を立てて打順など考えながらやれるから面白い
【Q】まずチーム名の「エビス会」について教えてください。
＜石本選手＞
僕らは茨木カンツリー倶楽部という大阪のゴルフ場のメンバーなんですけど。よく一緒にゴルフをする20～30人くらいの仲間がいて。その集まりの名前を「エビス会」にしているんです。会長の顔が恵比寿さんみたいだから（笑）
【Q】スクランブルゴルフツアー初参加ということですが、この大会にエントリーしたきっかけはなんでしょうか？
＜石本選手＞
前の会社の後輩がゴルフ好きで「こういう大会もあるので1回出てみたらどうですか？」と言われて。で、ネットで調べて面白そうだなと思って中井さんを誘ってみたところ「行きたい」となって。
＜中井選手＞
最初はよくわからなかったんですけど、当日にルールを聞きながらそういう感じなんだと知ったくらいで。
＜石本選手＞
予選で一緒になったペアの方々にいろいろ教えてもらっていました。
【Q】実際に試合に出てみてダブルスをどのように感じましたか？
＜中井選手＞
これは絶対に面白いと思います。仲のいい2人で組まないとダメなのかもしれないですけど、作戦を立てて打つ順番とかも考えてやれるというのがいいですね。
＜石本選手＞
2人でグリーンに乗せていても、たとえば3メートルの横と5メートルの下からではどっちを取るか悩みますよね。でも遠くても真っ直ぐのラインの方がいいということで、実際にバーディーを決められたらすごく楽しいですし。
【Q】予選と比べてチームプレーの質は上がりましたか？
＜中井選手＞
上がっていますね、特に歯車の合わせ方が。予選のときはどうしても2人で同じミスをしていて。今回は1人が失敗したらもう1人は安全に打つとか。今日の決勝ではバーディーが5つあったんですけど、貢献度はちょうど半々くらいでした。
クラブバスがなくて大ピンチ！？トップスタートに滑り込み
【Q】大阪から千葉まではどのように来られましたか？
＜石本選手＞
まず新幹線で東京まで来ました。そこから電車を乗り継いで千葉のビジネスホテルに泊まって。朝はゴルフ場の近くの駅まで行って、クラブバスがあると思っていたら月曜日はそれがなくてすごく焦りました（笑）で、タクシーを呼んでなんとか。
＜中井選手＞
そのタクシーもなかなか来なくてね。
＜石本選手＞
呼んでいるうちに事務局の方から連絡があって「まだ来られないんですか？」と。ギリギリセーフでした（笑）
【Q】今日は1アンダーという結果でしたが。
＜石本選手＞
予選の4アンダーを上回ろうとは話していたんですけど、難しかったですね。ずっと借金生活でした。最後の16、17番あたりでようやく貯金ができて。
＜中井選手＞
予選のダンロップはすごく短くて、我々の飛距離でもかんたんに乗っちゃうんですよね。でもここは長くてね、なかなかそうもいかなくて。ただスコアは悪いですけどプレーの内容としては今日の方がよかったような気がします。
＜石本選手＞
昨日、飲み過ぎたのが原因かも。前夜祭で焼肉パーティーしていましたから（笑）
【Q】ダブルスならではの気づきはありましたか？
＜中井選手＞
やはりティショットのノルマですかね。最初に打つ石本さんが失敗すると一気に緊張が高まるので。でもそういうのは久しぶりだったので逆に嬉しかったですよ。1人でやるときはミスしようが無責任ですけど、連帯責任になるというのはいいと思います。
＜石本選手＞
上手く噛み合えばいいですけど、実際にはそんなになくて案外2人ともナイスショットとか。最初にいいショットを打てば2人目はかなり気楽になれるので。難しいしけど面白いなと思います。
＜中井選手＞
パターはOKゾーンまで寄せてもらったら、私はカツーンと打ちますから。もう入れにいくしかないという気持ちで。
＜石本選手＞
ほとんど入っていなかったけど（笑）
【Q】今後もダブルスの試合に出ていく予定ですか？
＜中井選手＞
決勝前にエビス会の仲間たちに壮行会をしてもらっていて。今度は4～5組で出ようと話していたんですよ。そのときはチーム名をどうしようかと（笑）
＜石本選手＞
みんな出たいモードになっていますから。予選をエビス会でジャックすれば誰かは決勝に行けるという、そんな悪いことも考えています（笑）
石本選手、中井選手、ありがとうございました。一緒に戦うお仲間が続々と出てくるとさらに楽しみが広がりそうですね。来季でのご活躍も応援しています。
.png)
