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世界レベルの超本格「フェニックスカントリークラブ」で試合ができる

2026年3月、ついにスクランブルゴルフツアーが開催される「フェニックスカントリークラブ」の魅力を深掘りしていきます。超有名なコースですから知らない人はいないと思いますが、宮崎行きのモチベーションがググッと上がるように記事をまとめてみました。読んだあとはエントリーもお忘れなく。

 

 

半世紀以上の歴史「ダンロップフェニックストーナメント」の舞台に

フェニックスといえば「ダンロップフェニックストーナメント」の会場ですよね。初開催は1974年、実に半世紀以上の歴史があり、毎年海外の強豪プロを招待している国際的プロトーナメントです。

 

 

歴代優勝者にはトム・ワトソン、ラリー・マイズ、アーニー・エルス、タイガー・ウッズ、ブルックス・ケプカなどPGAツアーのスタープレーヤーが名を連ねています。母国開催の日本人プロも負けてはいません。尾崎将司プロの3連覇を筆頭に中嶋常幸プロ、片山晋呉プロ、宮里優作プロ、松山英樹プロほか多くのトッププロが栄冠を手にしてきました。

 

昨年の第51回大会ではアメリカのマックス・マクグリーヴィーが4日間でコースレコードの22アンダーをマークして大会トロフィーを掲げたことが話題になりました。

 

今でこそPGAツアー、LPGAツアーへの挑戦と活躍はめずらしくありません。また「Baycurrent Classic Presented by LEXUS」や「TOTOジャパンクラシック」など海外のプロトーナメントが日本で開催されることにも見慣れてきた感があります。

 

しかし半世紀前の70年代はで日本人が海外勝つことなど夢のまた夢でした。つまり「ダンロップフェニックストーナメント」の歴史は世界レベルにつながるための布石のような大会だったわけです。

 

そんな世界レベルの超本格コースでスクランブルゴルフツアー開催に至った理由は、選手のみなさんに「最高の舞台」を楽しんでもらいたかったからです。アーニー・エルスもタイガー・ウッズも歩いたコースをじっくり堪能してください。

 

 

遊びラウンドではなく試合でフェニックスに行くという特別感

すでにフェニックスを経験済みの方も少なくないと思います。そもそも宮崎=フェニックスというくらい南国宮崎の顔のような超有名ゴルフコース。あえて取り上げるほどのことはないのかもしれません。

 

が、そのフェニックスに「試合で行く」というところに大きな意味があります。

 

 

遠出しての遊びラウンドなら誰もがハッピーになれるリゾートコースです。温暖な気候にシーガイアリゾート。ワクワクの要素しかありません。

 

一方、試合となればどうでしょうか?

 

リゾートコースが決戦の場になるため、気合いの入れ方がまるで違うはずです。しかも全国決勝ですから、ここで勝てばチャンピオンの称号が手に入ります。

 

コースを研究して、シミュレーションを重ね、ウェアを揃え、揃って現地入りして、練ランに励み、決起集会を開き、目標を決めて、翌朝の本番に備える。試合前のルーティンとしては普通なのかもしれませんが、会場がフェニックスとなれば重みと深みは段違いです。

 

なによりスクランブルゴルフは仲間と一緒に戦うチームプレーです。個々の実力がどうであれ予選の結果がどうであれ、同じ舞台に立てば「勝てるかも」という、いわゆるワンチャンの可能性は拭えません。

 

こういう期待感を最大限に高めて全国決勝に挑めば、フェニックスで奇跡を起こすことができるのではないでしょうか。

 

 

フェニックスの洋芝&黒松林を攻略して好スコアを叩き出そう

フェニックスカントリークラブは高千穂コースと住吉コース、そして日南コースの3コース、計27ホールで構成されています。

 

このうちダンロップフェニックスの舞台になるのは高千穂コースと住吉コース。トーナメント中継で見覚えのあるシーンが目の前に登場します。日向灘沿いに広がるシーサイドコースですが、黒松林に遮られるため直接海を眺めることはありません。しかしショットにも影響する海風がゴルファーの心情と指先に揺さぶりをかけてきます。

 

そんな中、選手のみなさんにとって避けて通れないのが「洋芝との戦い」です。

 

国内のゴルフコースではめずらしい洋芝。クラブが抜けない、ボールが沈む、飛距離が落ちるなど洋芝には難しいイメージがあると思います。普段の感覚でコースに入ると思うように打てない・届かないのストレスで早々にリズムを崩しかねません。

 

逆に上手く適応できればチャンスメイクを連発、勢いづいて上位争いにも加われそうです。出場する全チームが同じ状況であることをポジティブにとらえて、前半のうちに洋芝と友だちになりましょう。

 

 

また空中ハザードとも呼ばれる黒松林もチームスコアを左右します。飛距離に自信があるロングヒッターほど飛ばしたいけど突っ込みたくないというジレンマを感じるのではないでしょうか。やはり事前にレイアウトを確認して、攻守の基準を決めておいた方が無難です。

 

腕自慢のショットメーカーはヒーローになれるチャンス。試合本番の研ぎ澄まされた感覚で最高の1打を演出してください。

 

全国決勝の会場がフェニックスになるのは4大会で計6クラス。予選のハードルは高いと思いますが、晴れ舞台に立つためにも突破するしかありません。そしてフェニックスならではの特別感をエンジョイしましょう。

 

<フェニックスカントリークラブで全国決勝が行われる大会>

2025宮崎チームスクランブルゴルフ選手権(フェニックスクラス)
https://athlete.golf-l.jp/conventions/525

2025宮崎チームスクランブルゴルフ選手権(ダブルペリアクラス)
https://athlete.golf-l.jp/conventions/527

2025宮崎ダブルススクランブルゴルフ選手権(ダブルス戦)
https://athlete.golf-l.jp/conventions/528

2025宮崎ダブルススクランブルゴルフ選手権(ミックスダブルス戦)
https://athlete.golf-l.jp/conventions/529

第5回日本プロアマダブルススクランブルゴルフ選手権
https://athlete.golf-l.jp/conventions/533

第4回日本プロアマチームスクランブルゴルフ選手権
https://athlete.golf-l.jp/conventions/532

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!