すでに体験済みのみなさんはスクランブルゴルフについて、普段のゴルフより楽しいという印象をお持ちだと思います。その理由になっているのがチームプレーで、2人または4人で戦うこと自体が非日常のゴルフ体験といえます。今回はそんな楽しい一面とは別の角度からスクランブルゴルフの魅力をお伝えします。
上手い人のプレーを実際に体験できる
スクランブルゴルフではティーショットからグリーンまで、常にベストボールを選択します。ショットでいえばラフではなくフェアウェイ、グリーンサイドではなくグリーンオンと理想的なボールを選ぶことができます。別の言い方をするとミスが帳消しになり、OB、バンカー、池といった痛恨のミスもなかったことにできるわけです。
ただ、ひとつだけ条件があります。
それはパートナーまたはメンバーの誰かが、ナイスショットをすることです。つまりベストボールとして採用されるいいボールを打てる人がいなければ、スクランブルゴルフの特性を活かせません。2人で同じミスを繰り返すのはスコアメイクにおいて致命的です。
とはいえ誰かが好プレーをすれば、そのプレーを実際に体験できるので、いい勉強になるのではないでしょうか? 結果は2人または4人で出したスコアですが、フィニッシュまでの道筋をさかのぼれば、パープレーやアンダーを出すだけのプレー、上手い人のプレーをしっかり体験しているのです。
ペア戦の経験がシングル戦に活かせる
と、ここまでの話は先日開催された大会で、選手の方から聞いたことなんです(笑)
楽しさや面白さとはまた別の意味で大変貴重な意見でした。で、その選手の方はシングル戦にも出ていて、ペア戦の経験がかなり活かされているとのこと。
先述のように「この位置から打てば、こんなに楽なんだ!」と上手い人の道筋を辿れるのはもちろん、パートナーのプレーをじっくり見ることができるのもスクランブルゴルフの大きな利点です。
グリーン上でも、2つの読みを試すことができるなど、向上心がある人にとってはスキルアップにつながる経験がてんこ盛りです。
シングル戦に出ているアスリートゴルファーはもちろん、スコアが伸び悩んでいるアベレージゴルファーやビギナーのみなさん、スクランブルゴルフで目からウロコのヒントを得てみませんか?
この面白さは想像以上!2人でベストスコアを目指しませんか?