2024年9月13日(金)開催「2024北海道ダブルススクランブルゴルフ選手権 ダブルス戦 全国決勝」にて見事優勝した「まごころ清掃社/鬼ごろし部」島田康成選手、高野正人選手のインタビュー記事です。2人のチームワークで制したのは距離長めのブルークラス。8アンダーのナイスプレーでした。
気持ちを仕上げるためキャンピングカーで車中泊、大会出場をとことん楽しむ
【Q】チーム名の「まごころ清掃社/鬼ごろし部」はどういう意味ですか?
<高野選手>
私が代表なんですが「まごころ清掃社」は八王子で産業廃棄物の収集を行っている会社になります。それとゴルフのときに私が「鬼ころし」を持ってくるというのが地元で有名になっていまして。運転する人以外には飲んでもらっています。今日は青と赤を1本ずつ飲みました。
【Q】この大会に出ようとしたきっかけは?
<島田選手>
ダブルスでネット検索したら出てきたんですよ。大学のゴルフ部で一緒だった友だちと出ようとしたんですけど、ちょっと仕事の関係でダメになってしまって。で、高野さんに連絡したら「出よう!」と。そんなノリで出ることになりました。
<高野選手>
それまでダブルスの経験はまったくなくて、100~110叩くような素人ゴルファーでした。
(日本スクランブルゴルフ選手権の)川奈の関東ブロック決勝までは出たんですよね。そのときはパープレーで通らず、はじめての大会参加で悔しさを知って。教えてもらいながら毎日練習場に通うようになりました。
<島田選手>
それまで110とかだったのに今は80台で回っていますからね。
<高野選手>
ずっと接待でゴルフをやっていたんですけど、島田君と出会ってからは試合に出て本気で取り組もうと思ったんです。
【Q】いろいろグッズを準備してきていますよね。
<高野選手>
会社でも地域でもイベントをやるのが好きでして。せっかくこういう素敵な大会に出るのであれば、前祝いをしちゃおうと。トロフィーを持ってきてお酒を入れておめでとうと。昨日の夜にやっちゃいました(笑)
【Q】昨日と今日のスケジュールは?
<高野選手>
昨日は13時からここで練習ラウンドをしていました。ホテルに泊まるのではなく、キャンピングカーを駐車場に停めて気持ちを仕上げていこうと。同じ釜のメシを食べて、同じ布団で寝て。時間も節約できますしね。うちのスタッフも何人か来ていまして、今日の優勝祝いの準備もできているんです。
連続バーディーに続くイーグルフィニッシュで優勝を決める
【Q】勝因はどこにあったと思いますか?
<島田選手>
前半、高野さんがチップインイーグルを決めてくれて。そこからエンジンがかかりましたね。後半はカウントバックを考えると上がり3ホールは大事なところなので気合いを入れ直して。バーディー×2、イーグルにできました。最後のイーグルパットは20メートルくらいありましたが、これを入れなきゃダメだなと思いました。先に高野さんにラインを見せてもらって、あとは気合いで入れました。思いっきりハイタッチして手首が痛いくらいです(笑)
【Q】ブルークラスですが距離の印象は?
<高野選手>
僕はレディスでもいいかなと思っているので(笑)彼とは120ヤードくらい飛距離の差があるんですよ。ランがいいとき350ヤード飛ぶことも。
<島田選手>
小さいころからゴルフをやっていて。父親にも鍛えられて、それで飛距離が伸びたんです。
<高野選手>
実はこの3ヵ月間、僕も島田君のお父さんに教えてもらっていて、夜もゴルフの話をしていただいたり。そのおかげで今日ここまで来られたのかなと思うのでとても感謝しています。
【Q】飛距離差があるとボールの選び方が難しいですよね?
<島田選手>
そこが楽しいんですよ。どこで高野さんのボールを使うかというマネジメントがすごく面白くてずっとワクワクしていました。
島田選手、高野選手、ありがとうございました。上がり3ホールの攻めっぷりは素晴らしかったですね。ご持参のグッズも面白かったです!