2024年9月10日(火)開催「第6回日本スクランブルゴルフ選手権2024 ダブルス戦 全国決勝」に出場した「パープルモール」大田龍一郎選手、榎恭介選手のインタビュー記事です。同志社大学ゴルフ部の先輩後輩ペア。ブロック決勝をくぐり抜けて北海道行きの切符をつかみ取りました。
昨年は予定が合わずブロック決勝を辞退、仕切り直しで全国決勝へ
【Q】チーム名「パープルモール」の意味はなんでしょうか?
<大田選手>
同志社大学の先輩後輩なんですけど、彼が1年生のときに私が4年生で。そのときに所属していたゴルフ部のチーム名が「パープルモール」なんです。スクールカラーが紫でモールはモグラという意味で。
【Q】大学卒業後もずっとお付き合いがあったわけですか?
<榎選手>
いや、ないですね。そもそも1年生と4年生だったので、全然しゃべってくれませんし。私がいるという認識はあったんでしょうけど(笑)卒業後、私はサラリーマンで東京にいましたし。東京から大阪に戻ってきて新地で飲むことがあって、店に入ってすぐ大田さんがいるのを見つけて。大田さんも「おおー、榎!」となって16年ぶりの再会でした。
<大田選手>
それと商売の取引ができることがわかって、今は仕事でもつながっているんですよ。
【Q】一緒にダブルス戦に出たきっかけは?
<榎選手>
2年前に大田さんから誘っていただいたんですよ。
<大田選手>
家にパンフレットが届いて。1回出てみないかと声をかけました。
<榎選手>
予選を通過しましたが関西決勝は予定が合わなくて辞退したんですよ。今年の関西決勝は16位でギリギリ通って。
<大田選手>
最後のチップインバーディーで。
【Q】前半1オーバーからの後半3アンダー。今日の結果については?
<榎選手>
上出来でもないですけど取りこぼしもありまたし。あと3つ4つは行けたのかと。ティショット、セカンド、パット。それぞれミスしますからそれをカバーし合える状態であればいいスコアが出そうな気がしますけど。なかなか噛み合わないことが多いですよね。
【Q】決定権を持っているのは先輩の大田さんですか?
<大田選手>
それは相談しながら決めています。
<榎選手>
ただボスは大田さんですからね。でもそのボスが調子悪いんですけどね(笑)
<大田選手>
ティショットの採用もギリギリでしたから(笑)榎君のドライバーが絶好調だったので。
<榎選手>
そんなに自信はないんですけど、曲げないようなスイングはイメージできているので。
飛距離比較のため同じボールに変えたら20~30ヤード置いていかれた
【Q】打順はどうしていますか?
<榎選手>
それは特に決めていなくて雰囲気です。
<大田選手>
先に打ってとか。
<榎選手>
大田さんが先に打って、いい感じでポンポンと採用されたりすると、この流れがいいかなと思って「先、どうぞ」と言ったり。あと大田さんのボールを選ばないと困るときも先に打ってもらいます。
【Q】北海道クラシックゴルフクラブの印象は?
<大田選手>
広くて私は好きですね。関西はわりとアップダウンが多くて結構せまいんですよ。ここは雄大で眺めもよくて。ただ関西とは違うフェアウェイなので、ちょっと手前から入ると飛距離が出なかったり。粘っこいというか、前半はそれを嫌ってトップばかりしちゃって。その辺が難しかったですね。
<榎選手>
大田さんもおっしゃっていますが、広いので思いっきり振れました。関西みたいに控え目なティショットではなくバーンと打てるので。
<大田選手>
ちょっと日本っぽくないコースですよね。
【Q】飛距離の差はどのくらいありますか?
<大田選手>
いつもはスリクソンのディスタンス系を使っていたんですけど、彼はタイトリストのV1を使っていて。今日はあえて同じボールにして、どれくらい飛距離の差があるのか確認してみたんですけど。20~30ヤード置いていかれました(笑)
大田選手、榎選手、ありがとうございました。確かにドーンと広くて、気持ちよく打つことができるコースですよね。それはさておき16年ぶりの再会、しかも偶然というのが興味深かったです。