2023年12月20日(水)開催「第3回全日本レディスダブルススクランブルゴルフ選手権2023 全国決勝」に出場した「ミラクルコミロッキー」勝又美希選手、本田祐子選手のインタビュー記事です。ホームコースが一緒のレディスペア。チーム名のように奇跡を起こせたのでしょうか?
耐えるチームプレーが続く、5ホール目で待望の初バーディー
【Q】チーム名の「ミラクルコミロッキー」にはどんな意味がありますか?
<本田選手>
名前の祐子と美希をミックスさせて、奇跡を起こすためにミラクルをつけました。
【Q】Kochi黒潮の印象は?
<勝又選手>
景色がきれいでプレーしていて気持ちよかったです。
<本田選手>
海が近いので風が強いのかなと。場所によって強いところもありましたけど翻弄されるほどではありませんでした。
【Q】予選はいかがでしたか?
<勝又選手>
富士カントリーでカットラインギリギリでした。
<本田選手>
1オーバーで。
<勝又選手>
アンダー出せるかなと期待していたけど意外に(笑)
【Q】今日は前半1ボギー、1バーディーのパープレーでした。
<勝又選手>
5ホール目でようやくバーディーが来たという感じでした。ただ、その後のボギーは打ちたくなかった。
<本田選手>
バーディーの次のパーが結構ギリギリで。その後も耐え続けてバウンスバックの逆はしたくないよねって話していたらパットが決められませんでした。
予選直後にウェアを調達、試合で大切なのは戦略の柔軟性
【Q】続く後半はボギーが先行してしまいましたね。
<勝又選手>
アプローチで寄せ切れなくて。
<本田選手>
1ピンくらいの難しいパットが残っちゃって決められなかったというか。その距離だとしょうがないかなという感じで。
【Q】ティショットの打順は?
<本田選手>
最初は美希ちゃんが先に打ってくれていたんだけど私が全然採用にならなくて。それで前半の真ん中くらいからスイッチして。後半は完全に私が先に打つようにしていました。やはり2番手だと調子が悪いときは余計にプレッシャーがかかるので。
<勝又選手>
ドライバーはよかったので逆にプレッシャーは感じませんでした。最後は2人でバンカーに入れちゃったけど(笑)
【Q】勝又選手は前半だけで7ホールも採用しているんですね。
<勝又選手>
いけそうなホールは単純にいいボールを採用する感じですね。チャンスはものにしたいという方針なので。
<本田選手>
私はセカンドが調子よかったので、後半になれば戻ってくるなと思っていました。
【Q】決勝に向けてなにか準備してきましたか?
<本田選手>
予選のときは練習ラウンドできましたけど高知ではしていなくて。ウェアの相談くらいですかね。予選通過のあと速攻で買いに行ったんだよね。
<勝又選手>
その足で(笑)本当はスカートもお揃いの予定だったんですけど、あまりの寒さにやめました。
【Q】高知グルメは楽しみましたか?
<本田選手>
一緒に来たんですけど、空港からレンタカーを借りて高知駅の近くに泊まって。変な時間にごはんを食べていたので、居酒屋に行って土佐造り(かつおのタタキ)とか軽めのものを。
<勝又選手>
私は昨日、家を出る前に足を痛めちゃってあまり歩きたくなかったんですけど(笑)
<本田選手>
頑張ったよね。
<勝又選手>
今日は足を引きずりながらプレーしていました。
<本田選手>
明日ラウンドするので今日は泊まりです。
<勝又選手>
なのでこれからおいしいものをたくさん食べます(笑)
【Q】大会出場を通じてなにか課題は見つかりましたか?
<勝又選手>
セカンドの正確性とアプローチでの寄せ。いかにバーディーチャンスにつけられるかという。
<本田選手>
個人の技術もそうなんですけど、試合の途中で戦略を変えられる柔軟性が必要だなと思いました。予選のときよりは慣れましたけど。
<勝又選手>
前半はバーディー逃しのパーパットが多かったよね。
<本田選手>
今日、悔しかったからね(笑)
勝又選手、本田選手、ありがとうございました。前半で7ホール採用してしまうというのはかなり攻撃的な戦略でしたね。それも強い信頼関係があるからこそだと思います。またの挑戦をお待ちしています!