2023年12月20日(水)開催「第3回全日本レディスダブルススクランブルゴルフ選手権2023 全国決勝」にて見事優勝した「チームYM」乾優貴選手、井上美咲選手のインタビュー記事です。後半からの大逆転で新チャンピオンに。同級生コンビのチームプレーで試合をひっくり返しました。
中学時代からの同級生ペア、家族のサポートにより高知到着
【Q】どういったご関係ですか?
<井上選手>
中学校から6年間同じクラスで大学は離れちゃったんですけど、子どもができてからまた会うようになりました。
<乾選手>
それぞれ育休中ということもあって。
<井上選手>
乾が大阪で私が京都、1時間くらいの距離ですね。
【Q】高知にはどのように来られたのでしょうか?
<井上選手>
車で明石海峡を渡ってきました。京都からだと4時間強くらいですね。
<乾選手>
私も同じくらいでした。
<井上選手>
決勝が高知だと知った時点で子どももいるしちょっと無理やなと思ったんですけど。旦那の両親が後押ししてくれて。せっかくの機会だからと言ってくださって。それで高知に来ることができました。
<乾選手>
ダブルスじゃなくて1人だったら絶対無理やと思う。エントリーすらしていなかったかも(笑)
【Q】この大会に出たきっかけはなんでしょうか?
<井上選手>
私がいい夫婦ペアの大会に参加していてスクランブルゴルフツアーのことは知っていました。ちょうど育休中ということもあり、来年から職場に復帰するので今のうちに一緒に出ようということで。
<乾選手>
私でいいの?みたいな(笑)相手が井上さんならいいかと思って。
【Q】予選はいかがでしたか?
<井上選手>
9アンダーでトップ通過でした。2位の方が3アンダーだったかな。いろいろ芯を食ったという感じでしたね。
【Q】お2人での競技ゴルフは楽しめましたか?
<井上選手>
出てみるとやっぱり楽しいですね、昔を思い出しながらで。
<乾選手>
ガンガンやったな。これは優勝ねらわなあかんと思って(笑)
もう終わった!?パープレーからの後半5バーディーで逆転優勝を果たす
【Q】Kochi黒潮でプレーするのははじめてでしょうか?
<井上選手>
学生のころにもジュニア選手権が毎年開催されていてそこに出ていました。ここに来たのは10年ぶりくらいでしょうか。
<乾選手>
でもまったくコースを覚えていなかった(笑)来ていたはずなのに。
【Q】予選と比べて今日のプレーはいかがでしたか?
<井上選手>
全然噛み合わなくてお互いに悪かったですね。予選のときはほとんどピンに絡んでパットも入るという感じだったんですけど、今日はまったくの逆で。
<乾選手>
グリーンにも乗らなくて。
<井上選手>
安定していたのはティショットくらいですね。
【Q】優勝ペアにはめずらしく前半パープレーでしたね。
<井上選手>
最初にボギーになって終わったなと思いました。
<井上選手>
前半最後のバーディーパットも外してしまい、本当に今日は終わったと(笑)
【Q】しかし後半は5アンダーの猛チャージで逆転優勝。
<井上選手>
最初のバーディーが決まってからショットもよくなってきて。
<乾選手>
ようやく噛み合いはじめたよね(笑)
【Q】勝因はどこにあったと思いますか?
<乾選手>
やはりパターを先に打たせてもらったのが大きいと思います。
<井上選手>
前半はホールによって順番を変えていました。
<乾選手>
後半からは私がずっと先でした。予選もそうだったのになぜかところどころ変えたりしていて。
<井上選手>
最終ホールだけ入れさせてもらいました(笑)
【Q】ご主人には優勝報告をしましたか?
<井上選手>
さっき伝えたらビックリしていました。
<乾選手>
私はまだ伝えていません(笑)
【Q】今後もダブルスには出ようと思いますか?
<井上選手>
来年、ミックスペアの大会にお互い夫婦で出ようかと考えています。
乾選手、井上選手、ありがとうございました。そして優勝おめでとうございます。なかなか見ない逆転劇、記憶にも記録にも残る試合展開でした。