2023年12月19日(火)開催「第3回全日本シニアダブルススクランブルゴルフ選手権2023 全国決勝」に出場した「チームうめ丸」山崎登代一選手、斉藤巧選手のインタビュー記事です。旅館の看板を背負っての全国出場。しかも3年連続ということで気合い十分で挑みました。
背中に淡路島、毎年つくっているウェアで決戦に挑む
【Q】チーム名にある「うめ丸」とは?
<斉藤選手>
私が勤務している旅館の名前です。ウェアの背中に淡路島を描いていますが、この辺に旅館がありますよということです。正確には南あわじ市阿那賀になりますね。
【Q】どのくらいのお付き合いになりますか?
<山崎選手>
淡路島の同じ村の出身で幼なじみです。
<斉藤選手>
もう57~8年かな?
<山崎選手>
中学校までは一緒だったんですよ。で、この人がプロ野球選手になりましてね。僕は大阪に出て働いていて。その後ずっと会っていなかったんですけど10年前に再会しまして。
【Q】斉藤選手はどちらのチームでプレーしていたんですか?
<斉藤選手>
最初は大洋です。それからロッテ、オリックスと。現役引退後はコーチをしていました。
【Q】このペアでの試合出場は何回目ですか?
<山崎選手>
斉藤さんと組んでからは3年連続でこの全国大会に来ています。その前は別の人と組んで北海道クラシックにも行っていて。
【Q】今気づきましたが、このウェアは2023年バージョンなんですね?
<斉藤選手>
毎年作っています(笑)22年も21年もありますよ。
<山崎選手>
黄色からはじまって今年はこのブルーなんです。
<斉藤選手>
来年も決勝に行けたらね。そもそも元気かどうかもありますけど(笑)
【Q】予選はいかがでしたか?
<山崎選手>
3アンダーで、カウントバックで通過できたんです。そのときはトップが10アンダーだったのでレベルが高かったですね。
競技ゴルフは技術よりメンタル、次回も全国決勝を目指す
【Q】今日は前後半で3オーバーずつの6オーバーでしたが。
<斉藤選手>
当初の目標は69か68で。そのつもりでスタートしました。僕が全然活躍できていなくて、1対9くらいの仕事率でしたね。特に前半はドライバーが飛ばなくて30~40年前のゴルフをしていました。後半はまだよかったですけど。
<山崎選手>
あとはパターですよね。打順は自由に選んでもらっているんですよ。先にしようかあとで打とうか言いながら決めるんですけど、今日はそれが噛み合わなかった。
<斉藤選手>
僕は右に曲がるスライスラインが好きなので、そういうときは先に打ちます。どちらかというと下りの方が好みですね。
<山崎選手>
なかなかイメージ通りにはいきませんよね(笑)
【Q】そんな中で2バーディーあってよかったですよね。
<斉藤選手>
プロでも薬になるとよく言いますけど、やはりバーディーがあると気持ちいいですよ。
<山崎選手>
それは大事ですよね。
<斉藤選手>
ゴルフの醍醐味ですから。
【Q】淡路島から高知まではどのように?
<斉藤選手>
徳島道、高知道を通って車で2時間40分かな。昔、ダイエーホークスがキャンプ張っていたときにちょっとお手伝いしていて。休みの日にこの黒潮、あと土佐山田とか行っていましたけど。
【Q】今後もこの大会にエントリーしていただけますか?
<斉藤選手>
もちろん出ます。このシニアダブルスがメインで。まず予選を通過しないことにはここに来られないから、技術よりもメンタルを鍛えないとね。プロ野球選手だったので競技ゴルフの緊張には耐えられるだろうと思っていたんですけど、耐えられない(笑)練習場のときの2割くらいしかできていません。
<山崎選手>
3年も一緒にやっているからよくわかっている(笑)
山崎選手、斉藤選手、ありがとうございました。3年連続の全国決勝出場はすばらしいですね。4年目は是非優勝を目指してください。