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群馬から参戦、レッスン歴30年のプロが率いるゴルフスクールチーム

2023年3月23日(木)開催「第1回日本プロアマチームスクランブルゴルフ選手権 全国決勝」に出場した「並木ゴルフスクール」並木一彦プロ、大村隆選手、小池英輔選手、小倉奈美枝選手のインタビュー記事です。群馬県前橋市のゴルフスクールチーム。着々と準備を重ねて宮崎に乗り込んできました。

 

 

ティショットの採用が課題、そしてコウライグリーンの難しさ

【Q】この大会を知ったきっかけはなんでしょうか?

 

<小倉選手>

私が先にネットで見つけたと思うんですよね。

 

<並木プロ>

これから競技に出ていきたいという方たちなので、試合慣れも含めて「出ましょう」ということで。

 

 

 

【Q】予選も含めてスクランブルゴルフの感想を。

 

<並木プロ>

最初はどうなるかわからないような状態で出ていたんですけど、行けば行くほどみんなで頑張ろうという気持ちが出てきましたね。誰かが失敗してもほかの誰かが頑張ればいい。さっき失敗した人が次のホールで活躍することもあるし。本当に持ちつ持たれつというプレースタイル方式だと思います。

 

<大村選手>

県の草大会にも並木プロを除いたメンバーで出ていました。これだけ順序を追っていくと全国決勝に行く価値が出てきますよね。ある程度プレーに対する自信もつきますし、今後の個人戦やダブルス戦にも結びつくかなと思います。

 

 

 

【Q】この大会のポイントは?

 

<並木プロ>

ティショットの採用が一番難しいかもしれないです。終わってみてここが誰でとかいうのは簡単ですけど、前に進みながら選んでいかなきゃいけないじゃないですか。最後は僕がなんとかすればいいかなとは思っていますけど、出来としては70点くらいですかね。

 

<小倉選手>

今日は赤ティとちゃんと離れているのが2ホールしかなかったんですよ。

 

<並木プロ>

OUTコースは女性のティショットを採用しやすくて。逆にINコースの4~5ホールは男性陣しか通用しない距離なんですよね。

 

 

 

【Q】コウライグリーンの印象は?

 

<大村選手>

普段はベントでやっているんですが、若干重ためでコウライの方が僕は合っていたのかなと。

 

<並木プロ>

ノーカンで打たないと届かないですよね。バーディー合戦なのでやっぱりショートしちゃいけないというか。でもベントならそこまで打たなくても届くでしょという感じだから。スクランブルだとそんなに遠い距離は残らないので、全員で入れにいってもいいんですけど。

 

 

 

1メートルのバーディーパットを外してから流れが変わる

【Q】メンバーのみなさんのプレースタイルはどんな感じですか?

 

<並木プロ>

大村さんはとにかくピンに真っ直ぐ打っていく人です。パターは強めに打ってショートしないので順番は最後に。小池さんは結構繊細にゴルフをやるということで。

 

<小池選手>

繊細ですよ。

 

<小倉選手>

そうかなー(笑)

 

<並木プロ>

自分のゴルフに上手く当てはめながらなんとか乗せてくれるという丁寧なゴルフですね。小倉さんは群馬県のシニアで2連覇しているという実績の持ち主。なのでオールラウンドに活躍できるしドライバーも曲がりません。

 

 

 

【Q】今日は7アンダーというスコアでしたが。

 

<小倉選手>

目標は10アンダーだったんですが、一昨日と昨日の練ランが雨だったので晴れゴルフをやっていなくて。私の中では8アンダーくらい出せればという気持ちでした。前半はポンポンとバーディーが取れて上手く噛み合っていたんですけど。後半に1メートルのバーディーパットをみんなで外したんですよね。そこから流れが変わって、ドライバーを大事に打とうとしちゃったりして。

 

<並木プロ>

11番ホールでね。それがコウライの難しさというか。

 

 

 

【Q】大会参加が上達につながると思いますか?

 

<並木プロ>

つながると思いますよ。やっぱりどういう試合であれいい経験をしていると思いますし、僕でも緊張します。

 

<小倉選手>

コースレッスンを受けていても先生のプレースタイルって一緒に回らないとわからないので。こういう機会があるとじっくり見ることができますから。

 

<小池選手>

みんなで同じ場所から打つじゃないですか。この人はこういう感じで打つんだとか、すごく勉強になりますよね。教わる側からするといい試合形式だと思います。

 

 

並木プロ、大村選手、小池選手、小倉選手、ありがとうございました。みなさんにとって学びのある試合になったみたいですね。ゴルフスクールの看板とともにまたのご参加をお待ちしています!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!