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練ラン最悪&占い最下位でもキノコパワーでナイスプレー!

2022年12月16日(金)開催「第2回全日本シニアダブルススクランブルゴルフ選手権2022 全国決勝」に出場した「TEAM SSI」井上浩司選手、竹口雅之選手のインタビュー記事です。なにかと運命を感じるペアとのことですが、チームワークの方はどうだったのでしょうか?

 

 

誕生日がまったく同じ!?月イチゴルファーを誘ってチーム結成

【Q】いつからのお付き合いなんですか?

 

<井上選手>
10年くらい前にあるコンペで一緒になってからですね。毎年何ラウンドかしていますが、ダブルスで競技参加したのはこの大会がはじめてです。

 

<竹口選手>
2人とも境遇が似ていて(笑)

 

<井上選手>
Facebookで「同じ誕生日ですね」と言われて。まったく一緒の昭和36年6月14日生まれでして。今朝の占いは最下位だったけど。

 

<竹口選手>
今日はそういう日なんだねと(笑)

 

 

 

【Q】スクランブルゴルフとダブルス戦の印象は?

 

<竹口選手>
会社でJPDAさんの賞品協賛とかをやっているため、ドラコンプロと4人で回るスクランブルゴルフは何度も経験しています。1人のときと違ってプレッシャーがないという気楽さに惹かれて好きになりました。井上さんに声をかけられたときも是非という感じで。でも井上さんの方が明らかに上手いので足を引っ張らないようにしなきゃと(笑)

 

<井上選手>
ダブルスは僕がダメでも竹口がいいショットを打てばというのがあるじゃないですか。その逆でレベル差があると「あと頼むね」とかもあって結構苦しいんですよ(笑)

 

 

 

【Q】ウェアに付いているワッペン「仙生露」とは?

 

<竹口選手>
仙生露(せんせいろ)という商品なんですよ。ブラジル原産のアガリクスという育てるのが難しいキノコがありまして、約30年前に協和発酵さんの子会社が栽培に成功したんです。そのキノコから「仙生露」というブランド名をつけて弊社が販売しました。最初は泣かず飛ばすでしたが、健康食品ブームに乗っかってテレビでも紹介など市場規模も大きくなって。免疫力を高める効果もあって、杉原輝雄プロにも飲んでいただいていました。

 

<井上選手>
私がこのシャツを買ってワッペンをもらって貼り付けたんです。

 

 

 

【Q】2人で試合参加の経緯は?

 

<井上選手>
これまで東京都の試合とか日刊アマとかにも出ていました。ゴルフライフさんの大会では結構上手な人と組んで回っていて。そういう話を彼にしたら「やる」と言ってきたので、じゃあチャレンジしようかと。

 

<竹口選手>
悩みはしなかったですけどレベルが違うので。

 

<井上選手>
普段のラウンドにも誘って体力つけなきゃねと(笑)

 

<竹口選手>
仕事が忙しくて月イチゴルファーだったんですけど、なんとか引っ張ってもらって今日に至るという感じです。

 

 

 

バーディー発進からのダブルボギーも巻き返しに成功!

【Q】練習ラウンドはしましたか?

 

<井上選手>
昨日練ランをしたら寒くてガタガタだったんです。後ろの白ティで打っていて「長いな、アゲインストだと届かないよ」とか言っていたら、前半の最後にもしかしてシルバーじゃないのかと気づいて。

 

<竹口選手>
だから後半はシルバーから回ったんです。最終組でとにかく寒いし日没ギリギリで。

 

<井上選手>
アンダーを出そうとか言われていたんだけどこんなんじゃ無理だろと。

 

 

 

【Q】バーディー発進で2ホール目がダブルボギー。ちょっともったいなかったですね。

 

<井上選手>
ショートしてグリーンの手前に落として。そこから竹口が1.5メートルくらいオーバーしたんですよ。今度はウェッジで打ったら短かくて。上と下でどうしようかと。で、短い上からのパットを選んだらスライスでペロッと外しちゃって。

 

<竹口選手>
まさかのダブルボギー。

 

<井上選手>
でもそこから前半3アンダーだからすごくないですか(笑)

 

 

 

【Q】ショットの打順はどちらが先なんですか?

 

<竹口選手>
僕ですね。全然飛ばないからフェアウェイをキープするように。そうすれば井上さんがガツンと打てるので。

 

 

 

【Q】チームプレーとしても上手くいきましたか?

 

<井上選手>
前半は手が前に出ていて右寄りだったんですけど、ちょっとアドバイスしたらいい球を打ってくれるようになりました。ロングでも2オン。最後もいいところに運べてバーディーにできました。

 

 

 

【Q】コースの感想は?

 

<井上選手>
父が愛媛なので香川までは来るんですけど高知は昔に1回とかで。黒潮もはじめてです。トーナメントコースですからバックティからもやってみたいねとか話していたんですけど、とにかく素晴らしいです。ただグリーンの刈高がちょっと長かったかなという感じで。思ったほど速くなかったですね。

 

<竹口選手>
仕事で何回も来ているんですけどコースははじめてで。やはり太平洋は大きいしきれいだなと感動しました。

 

<井上選手>
バチバチ写真を撮っていましたからね。

 

 

 

【Q】今後、出てみたい大会とかありますか?

 

<井上選手>
チーム戦でどのくらいスコアが出るのか試してみたいですね。

 

<竹口選手>
4人だと面白いですよね。たとえばドラコンプロと回ったら普通に14~15アンダー出ますからね。

 

 

井上選手、竹口選手、ありがとうございました。初体験のコースということで苦労されたと思いますが結果は5アンダーのナイスプレー。実力を発揮できたのではないでしょうか。チーム戦も面白いのでビッグスコアを叩き出しましょう!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!