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【大会レポート|優勝ペア編】第2回全日本ダブルススクランブルゴルフ選手権2022 全国決勝

2022年12月14日(水)開催「第2回全日本ダブルススクランブルゴルフ選手権2022  全国決勝」にて見事優勝した「TONTON」八巻ひろあき選手、久保愛選手のインタビュー記事です。西日本Aブロックを予選2位、ブロック決勝1位と連続突破。最終決戦のKochi黒潮でもその実力を発揮しました。

 

 

ティショットとパター、それぞれの得意分野を信頼して7アンダー

【Q】チーム名の「TONTON」とは?

 

<久保選手>

うちが神戸でやっている餃子屋さんの名前です。ハイボールやワインとか飲みながらの餃子バルですね。わたしが代表で八巻さんはオーナーです。

 

 

【Q】ダブルスの経験は長いのでしょうか?

 

<久保選手>

間がちょっと抜けていますけど2人では10年くらい。

 

<八巻選手>

ゴルフライフさんはこの大会とミックスペアに出ています。

 

 

【Q】今大会にエントリーした理由はなにかありますか?

 

<八巻選手>

最近、ダブルスといえばゴルフライフさんみたいになってきましたよね。サンスポさんとかロマロカップとかほかにもありますけど。回を重ねるごとにスクランブルゴルフ、ダブルスでは権威のある大会になってきたので出たいと思いました。

 

 

【Q】7アンダーで優勝でしたが勝因はどこにあると思いますか?

 

<久保選手>

ミスしたところでもう一方がフォローしてよく噛み合ったのかなと。それぞれの調子がいいわけじゃなかったんですけど悪いときに上手いこと助け合えたという感じで。

 

<八巻選手>

ティショットが上手、僕はパターが上手ということでお互いに信頼できていたのかな。普段はライバルなんですけどね(笑)グリーンはそんなについてこないので、4~5メートルを入れられるかどうかというところがポイントでした。

 

<久保選手>

わたしはパターにあまり自信がなくて、逆に八巻さんはすごく上手なのでとりあえず先に打たせてもらっていました。

 

<八巻選手>

でもここに打ってというとちゃんとやってくれます。で、外したときはほぼ100%リカバリーできていたかな。

 

 

 

【Q】どの時点で優勝を意識しましたか?

 

<八巻選手>

前半はまったく意識していませんでした。ダブルスでは初のボギーも叩いていたのでまあ60台で終われたらいいかなと思っていました。ただ後半の上がり3ホールで3つバーディーになったので「あれ、これはいけるのかな?」と。

 

 

チョロからのスタート!?最終ホールは直ドラでバーディー

【Q】コースの印象はいかがでしたか?

 

<八巻選手>

ハワイとか南国のコースみたいですよね。これで風がなくてポカポカしていれば最高。やはりカシオワールドとかトーナメントコースだと余計にテンションが上がります。

 

 

【Q】こちらに着いたのは昨日ですか?

 

<八巻選手>

いえ車で今朝着きました。神戸を4時出発です。

 

<久保選手>

仕事が終わって1~2時間寝てから。

 

<八巻選手>

今日はこれからちょっと観光します。60台が出なかった真っ直ぐ帰ろうかと思っていましたけど(笑)

 

 

【Q】印象に残っているプレーは?

 

<八巻選手>

スタートホールのティーショットの飛距離が20ヤード(笑)

 

<久保選手>

チョロですね。

 

<八巻選手>

ドライバーでほぼ空振りでした。あまり緊張はしないタイプなんですけど。

 

<久保選手>

たぶん体がまだ寝ていたんですよ(笑)

 

<八巻選手>

だから午前中は久保がティショットをずっと頑張っていてくれて。

 

 

【Q】久保選手のティショットは最終ホールでクリアしていますが。

 

<久保選手>

そうなんです。スタートでチョロとかしているからなるべく八巻さんのボールを選んでいて。

 

<八巻選手>

でも後半から当たってきてどんどん採用していった結果が。

 

<久保選手>

わたしのが最後に残って。

 

<八巻選手>

お互いにドキドキですよ(笑)

 

<久保選手>

相手ペアの方も含めて先に男性が打つじゃないですか。最終ホールは「わたしに先に打たせてください」とお願いして。そしたらバンカーをギリギリ越えて。

 

 

【Q】結果はバーディーでしたがその後は上手くつなぐことができたと。

 

<久保選手>

それでもうホッとしてしまってセカンドはチーピンで(笑)

 

<八巻選手>

だから直ドラ。260ヤードくらい残っていたので風もあったし、乗らないにしてもなるべく近くに飛ばせればと。スクランブルってラフでもボールをプレースできるじゃないですか。気持ちが楽になってそういうプレーもやれちゃうんですよ(笑)

 

 

【Q】今後の伸ばしていきたいところは?

 

<久保選手>

やっぱりショートゲームかな、アプローチとアプローチ。

 

<八巻選手>

2~3アンダーだとショットで出せるんですけど、9とか10アンダーはパターが入らないと話になりません。5メートル前後のやつは2人とも入れるつもりじゃないと。ガッツポーズが出るくらいのバーディーパットを決めていかないとスコアは伸びないですよね。

 

 

【Q】ダブルスのやりがいや面白さは?

 

<八巻選手>

リカバリーし合えるという点で楽しいですよね。個人戦は1つのミスで終わっちゃうとかありますから。スクランブルはいいとこ取りでいけるので、バーディーチャンスも多いですし。

 

<久保選手>

昔は個人戦にも出ていたんですけど今は全然やっていなくて。八巻さんと一緒に出るダブルスだけですね。シビアな競技はもう気持ち的にしんどいので楽しいゴルフをしたいです。

 

 

八巻選手、久保選手、ありがとうございました。3連続バーディーなど後半からの追い上げで逆転優勝。他のペアが苦戦した風をものともしないチームプレーで新チャンピオンに。おめでとうございます!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!