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普段のラウンドではやらないようなプレーで「やればできる」とわかるのがスクランブルゴルフの魅力

2022年12月1日(木)開催「第2回 Enjoy!チームスクランブルゴルフ大会 東日本エリア|決勝大会」に出場した「チーム 横須賀じゃん」濱地勝選手、金秀贇選手、芹澤祐一選手のインタビュー記事です。競技初心者さんを引き連れての大会参加。試合を通じて次につながる収穫がいろいろあったようです。

 

 

上手い人たちと真剣にやることでレベルアップできるはず

【Q】ダブルペリア戦に参加した理由はなんでしょうか?

 

<濱地選手>

いつもスクラッチのチーム戦に参加しているんですけど、スコア的に100前後の人は出にくいじゃないですか。僕らは試合に出てこういう風に楽しんでいるんだよということをわかってもらいたいので。ダブルペリアなら平等にチャンスがあると思って仲間を誘った次第です。話だけじゃなくて一緒に体験してほしかったので。

 

 

【Q】実際に出てみていかがでしたか?

 

<芹澤選手>

すごく楽しかったですね。ベストボールを採用していくのも面白いし、いいスコアも出せるし。

 

<金選手>

次のためにまた頑張りたいという気持ちになりました。

 

 

【Q】競技ビギナーと一緒にプレーするときの難しさはありますか?

 

<濱地選手>

一緒に回るメンバーにもよります。金さんは普段130前後くらいなんですよ。1人で回っているときよりペアやチームを組んだときの方が逆にハンデになる場合もあります。ティショットのチョイスができないとか、その辺が一番難しいですかね。

 

 

【Q】金選手はゴルフ歴でいうとどのくらいですか?

 

<金選手>

7~8年かな。

 

<芹澤選手>

結構やっているんだ(笑)

 

<金選手>

最初に習ったのがそのくらい前で、ずっとやっていたわけじゃなくてここ2~3年でよく行くようになりました。

 

 

【Q】競技参加で上達の可能性は?

 

<濱地選手>

あるんじゃないですか。なあなあの中でやっているよりも、知らない人たちと真剣に参加すれば勉強になることもいろいろあるので。同じレベルの人よりも上手い人たちと回る方が上達するはずですよ。

 

 

【Q】1人でやるときと感覚は違いましたか?

 

<金選手>

全然違っていて一緒に回った人たちのおかげなんですけど、自分が上手くなったような気にはなりますよね。

 

<濱地選手>

今日見ていて普段よりはプレッシャーがないのかもしれないけど、いつもよりいいティショットを打てるというか、やれるじゃんと(笑)普段だと自分のスコアに直結しちゃうから違うのかな。仲間とやっていると誰かがなんとかしてくれるという気持ちになりますよね。変なプレッシャーがないから楽しいのかなと。

 

 

【Q】もし一番プレッシャーを感じるとすれば濱地選手じゃないですか?

 

<濱地選手>

スクランブルの方が気をつかいますよね。普段はもっとなんとなくやっている感じなので。1人のとき以上に真剣になれるのかもしれません。

 

 

いつもと違ってドライバーがよく当たるし飛ばせる

 

【Q】こういうダブルペリアの試合の開催をどう思いますか?

 

<濱地選手>

正直に言えばダブルペリアは普段出ないです。物足りないしやはりガチで勝負したいですから。でもこういうカテゴリの試合があるとビギナーの人たちも伸びやすいわけですよね。一緒にやろうよ、あとはなんとかしてあげるからと。一般のコンペもそうじゃないですか。スクラッチでスコアを競うのではなくレベルに関係なく公平にして、誰でも優勝できるチャンスがあることはいいと思うので続けてほしいですね。

 

 

【Q】今日は3人でのチームプレーになりましたが。

 

<芹澤選手>

人数で一番大きいのはパターですよね。それ以外はそんなに上手くない人とそれらしくまとめられる人がいた場合、3人でも4人でも変わらないと思います。結局、上手い人のセカンドを選べばいいわけですから。

 

 

【Q】試合中のアドバイスとかは?

 

<濱地選手>

細かい指導はしないですね。技術的なことは急に言われても無理じゃないですか。それは練習場でやることなので余計に混乱しちゃうから今この場でできることしか言わないです。

 

 

【Q】具体的にはどんな話を。

 

<濱地選手>

いつものようにウェッジでアプローチを打とうとしているときに確率の問題で考えようと。グリーンに乗せるだけだったら絶対パターの方がいいし、でもバンカーがあるときはどうしようかとか。今の状況で考えられるプレーの方法をアドバイスします。もっと開いて打ってとか言ってもなかなかできないので、本人のプレッシャーを取り除くような言葉を伝えるようにしています。

 

 

【Q】普段やらないようなプレーはありましたか?

 

<芹澤選手>

ありますね、ウェッジを使わないで8番や9番で転がしたりとか。

 

<濱地選手>

実はどちらかというとアプローチが苦手なんですよ。でも先に乗せてもらえると保険をかけるような打ち方じゃなくて練習場で試しているようなことをやってみようかと。そんなことは何度もありましたよ。ミスしてもなかったことにできるのがスクランブルゴルフのいいところだと思います。

 

<金選手>

たまたまかもしれないですけど今日はドライバーがちゃんと当たって、いつもより飛びました。

 

<濱地選手>

僕らのボールが先にあるので、どうせ採用されないと思うと気持ちの面で気楽に打てるからいいショットになるんだよね。あとは1人でコースに出たときも同じ気持ちでやれるかどうか。少なくとも自分でもやえばできるという証明にはなりましたよね。

 

 

濱地選手、金選手、芹澤選手、ありがとうございました。競技デビューを後押しする大会として開催していますが、試合直後に貴重な感想をいただけました。今後も競技ゴルフとチームプレーの面白さを伝えていってください!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!