2022年9月8日（木）開催「第4回日本スクランブルゴルフ選手権2022 チーム戦 全国決勝」に出場した「フェアリー」上野清彦選手、堀田和美選手、権藤学選手、萩原直子選手のインタビュー記事です。大阪から参加のゴルフ仲間4人組。昨年はブロック決勝を通過できませんでしたが、今年は念願の決勝出場を果たしました。

 

 

ドライバーと松葉づえを手に決勝のスタートホールへ

【Q】このチームの持ち味は？

 

＜上野選手＞
ドライバーの飛距離は魅力で、男性陣もそうですけど彼女（萩原選手）も200～210は飛ばしてくれるのでチーム戦においては強い武器ですよね。それとみんなショットメーカーなのでパーオン率が高く、アプローチは1回だけだったと思います。

 

 

 

【Q】上野選手は松葉杖をつきながらのラウンドになりましたが。

 

＜上野選手＞
ちょっと走り込みのやり過ぎで。50メートルダッシュを毎日20本やっていたら股関節を痛めちゃいまして。もう3ヵ月以上はこんな感じです。

 

 

 

【Q】試合参加を辞退するという選択肢はありましたか？

 

＜上野選手＞
厳しい仲間なので（笑）

 

＜萩原選手＞
チームだから誰かがカバーしてくれると言っていて。

 

 

 

ほぼ未経験の洋芝に苦戦、ターフほどにバーディーが取れず

【Q】今日の試合会場「北海道クラシックゴルフクラブ」の印象は？

 

＜堀田選手＞
すごくいいコースでよかったです。また来たいですね。洋芝が今回はじめてでターフもきれいに取れて。取り過ぎかなくらいで（笑）

 

＜萩原選手＞
北海道のゴルフも歩きのスルーで18ホールというのもはじめての経験で、すごく楽しかったです。ちょっとバテましたが。

 

 

 

【Q】9アンダーというスコアについてはいかがですか？

 

＜権藤選手＞
取りこぼしというのは正直言って1個だけだったんですよ。全員ほぼ洋芝の経験がない状態でプレーしているのでセカンドとか難しかったですね。

 

 

 

【Q】スクランブルゴルフの感想は？

 

＜萩原選手＞
まず自分1人では出せないスコアを経験できるということ。誰かがミスしたら誰かがカバーするというのもいいですし。先月、上野さんとミックスダブルスに出たときもすごく楽しいなと思って。こういう機会があればどんどん出ていきたいなと。

 

 

 

絶対に乗せなければならないショートホールで緊張が

【Q】レディスティーの萩原選手は4番目にティショットを打っていたと思いますが、緊張しませんでしたか？

 

＜萩原選手＞
特にショートホールだと男性の距離が長いので、乗せなきゃというプレッシャーはありましたね。

 

＜上野選手＞
こっちも出さないようにしているけど、自然と「お願いね♪」という感じになって。

 

＜権藤選手＞
「頼むぞ！」じゃないからね（笑）

 

 

 

【Q】試合で行ってみたいコースとかありますか？

 

＜上野選手＞
もう少し関西で決勝の舞台を整えてもらえるといいのかなと。スケジュールがタイトなので、たとえば千葉とかだと仕事終わって夜に現地に着いて、翌日の早朝に帰るという。練習ラウンドができないからね。

 

 

 

【Q】上野選手、改めて聞きますが18ホール大変じゃなかったですか？

 

＜上野選手＞
カート乗らせてください（笑）

 

 

上野選手、堀田選手、権藤選手、萩原選手、ありがとうございました。ラウンドの途中でケガをされるケースはありますが、スタートからの松葉づえは強い意気込みが感じられました。次は万全のコンディションで全国決勝に挑んでくださいね。