2022年8月26日(金)開催「2022 キャロウェイゴルフ スクランブルゴルフ大会 ミックスダブルスの部 全国決勝」に参加した「ドラゴン・フライ!」石井明選手、名鏡央子選手のインタビュー記事です。試合は9ホールの短縮になってしまいましたが、決勝大会のチームプレーでつかんだものはきっとあるはず。スコアとプレーの内容について感想を聞きました。
決勝の舞台でもミスしそうなプレーには厳しいチェックが
【Q】この大会にはどのくらい出ていますか?
<石井選手>
キャロウェイはたぶん3回目だと思います。決勝は今日で2回目ですね。
【Q】ハーフスコア37という結果については?
<石井選手>
2つは潜らないとダメかなという感じですね。トータルなら5アンダー。ただ彼女と組むときは僕が頑張れないんですよ(笑)
<名鏡選手>
イライラするんです、私に対して。メンタルが弱いので、たとえばグリーン周りのアプローチとかここでミスしちゃいけないというときに私が打ち損じてしまったり。
<石井選手>
別にイライラしていないですよ。ミスするときのクセがあるから気をつけるように言ってもやっちゃうので、なにをやっているんだというくらいで。寄るとか寄らないはまた別の話です。
【Q】このペアでのキャリアは?
<石井選手>
4年くらいですね。予選も含めると10回以上は出ていると思います。毎年キャロウェイとかミックスペアとかどれかひとつの大会に出るようにしていて。
【Q】石井選手から試合に出ようと誘われたときはどう思いましたか?
<名鏡選手>
社長と社員なので出るしかないんですよ(笑)むしろ私なんかと組んでいただいてありがたいです。
<石井選手>
本当は企業対抗とかに出たくて仕方がないんですけど、ゴルフ仲間はたくさんいても会社で参加となると難しいんですよ。
ゼロ成長ながら70点の高評価、ゾーンに入るかどうかがカギ
【Q】これまでの4年間で試合との向き合い方は変わってきましたか?
<名鏡選手>
いいときはヨッシャ!となるのでまた出たいと思うんですけど、予選落ちとかしちゃうともういいやってなってしまって。そのときどきで考え方は変わりますね。自分が下手なんだなと実感するときと、少しは役に立てたかなと思えるときとそのどちらかです。
【Q】石井選手、名鏡選手の成長は感じられますか?
<石井選手>
ゼロです(笑)
<名鏡選手>
え、ゼロじゃないでしょう!?
<石井選手>
これまで結構な数のラウンドをしてきているんですよね、所属クラブの月例とかも含めて。僕が10年くらい前に「ゴルフやりなよ」と声をかけたんですけど。
<名鏡選手>
石井さんの会社に入って「ゴルフやりなよ」と言われて「じゃやります」と。
<石井選手>
それ以来ずっと見てきているんですが、ある程度できるようになってからはまあ努力していないですよね。練習しないとか。
<名鏡選手>
あまり練習好きじゃないんです。
【Q】好スコアを出すためのコツはなんだと思いますか?
<石井選手>
コツはわからないですけどダブルス戦もチーム戦もやはりパッティングですね。ショットやアプローチがダメでも、もし彼女がパターの名手だったらもっといいスコアが出ると思います。あとはお互いの役割をしっかり認識できればリズムもよくなるのかなと。
<名鏡選手>
役割についてはあまり考えたことがなくて。石井さんが最初にショットを打つじゃないですか。それを見て「ここはミスしても大丈夫だな」とか、ずっとその繰り返しで。
【Q】でもパッティングは名鏡選手が先に打ちますよね?
<名鏡選手>
そうです。入らなくてもラインが見えるように打ちたいなという気持ちだけはあります。現実はそうでもないですけど(笑)もうちょっと上手い人と組めばいいのにとか思っています。
【Q】今日の噛み合い度を点数でいうと。
<石井選手>
70点ぐらいかな。彼女のいいところはうーん、出てこないんですよ(笑)ただハマると面白いように決めてくれます。長いロングパットやしびれるパーパットとか。今日はありませんでしたがそういうゾーンに入ってくれるとすごく役に立ちますよね。
<名鏡選手>
ラインは自分でも読みますけど、それが石井さんの意見と一致したときは結構入りますね。逆にちょっと違うなというときは石井さんの意見に従いますが、ただ開いたり引っ掛けたり言われた通りに打てないんですよね。
ティショットはやさしさ採用、7アンダーでプレゼントあり!
【Q】ティショットの飛距離とボールの採用についてはいかがですか?
<石井選手>
彼女は一般的な女性の中だと飛ばない方、僕はたぶん飛ぶ方だと思うんですよね。だから彼女のボールを採用できるのは基本的にロングとショートだけなんですよ。ドライバーで150ヤードぐらいだと結構きついですよね。でもボギーになってもいいからなるべく前半で採用するようにしています。だから後半はノビノビと打つことができていると思いますよ。
【Q】やさしいじゃないですか?
<名鏡選手>
それがやさしさだとは知らなかったです。ありがとうございます!
<石井選手>
そうしておかないと後半さらに難しくなりますから。
【Q】また次回も挑戦していただけますか?
<石井選手>
今回決勝まで来られたので来年も開催されるのであれば参加したいです。それと1回くらい7アンダーとか出してみたいですよね。可能性はあると思うんです。もしそのスコアを出せたらなんか買ってあげます。
<名鏡選手>
今の言葉は忘れません(笑)
石井選手、名鏡選手、ありがとうございました。男女ペア、そしてチームプレーならではの心境が垣間見えて面白かったです。是非7アンダーを達成して、なにかしらのプレゼントを獲得してくださいね。