2022年8月8日(月)開催「第6回太平洋クラブスクランブルゴルフ選手権 チーム戦 全国決勝」の優勝チームインタビューです。見事優勝したのは「ゴルフ・ドゥ!4K」一宮京介選手、蓮沼健太選手、佐藤健勢選手、山口健太選手。後半怒涛のバーディーラッシュで全国の頂点に。チームワークもバッチリでした。
開始早々のバーディー&イーグルで高まった士気を継続
【Q】このチームを結成したきっかけはなんでしょうか?
<蓮沼選手>
昨年の冬、川奈で行われたチーム戦に出たときズタボロにやられてしまい悔しい思いをしまして。で、たまたまゴルフライフの大会を見つけて仲よくなった4人で優勝を目指したいなと思って彼らを招集しました。
【Q】今日の勝因は?
<山口選手>
以前だといいところまでは行くんですけど、ちょっと噛み合わないというか平均4つぐらい惜しいバーディーパットがあったり。今日はそういう取りこぼしがなかったのがよかったですね
<佐藤選手>
各ホールで誰かのいいショットやいいパットがあって、いいチームワークだったのかなと思います。
<蓮沼選手>
ねらえないと思ったら自分と健勢(山口選手)がセカンドをレイアップしてという感じで、あとの2人にまかせて、それが今日は上手くはまりました。
【Q】当初の目標またはスコア予想は?
<山口選手>
全部バーディーだと54で、パー5でイーグルも取れると50じゃないですか。だからスタート前は50台前半を目指すつもりでいました。噛み合えばそのくらい行けるんじゃないかと。
【Q】優勝を強く意識したプレーはありますか?
<一宮選手>
まずスタートホールで10メートル以上のバーディーパットが入り、そこでモチベーションが上がって。続く3番のロングホールで山口が残り90ヤードの距離を直接入れたんですよ。旗に当たったことはわかっていて見に行ったらカップの中にボールがあったと。2オンできずともイーグルが取れたというのは今までなかったことですから、士気が高まるきっかけになりましたね。
<山口選手>
インパクトで若干引っ掛けたかなと。風のせいもあったんですけど右に戻ってきて。でかいとも思ったんですけどガチャッと音がして。
この3人がいるから強く振れる、個人戦ではまずやらないプレーも
【Q】スコアだけ見ると終始絶好調という印象ですが。
<一宮選手>
ショットの調子はみんな正直5割程度でところどころでシャンクしたりとか、100ヤード以内で乗らないとか(笑)僕と蓮沼はドライバーが不調でほかの2人に助けてもらったりしていて。そういうのも含めてすごく噛み合っていたんじゃないかと思います。
【Q】前半7アンダーから後半に向けての作戦はありましたか?
<一宮選手>
必ずイーグルを取らないとダメとかではなく全部バーディーで締めくくろうという気持ちはあったんじゃないかと。はじめてのコースだったので、その場その場でここだったらイーグル取れそうだねとか考えながら回っていました。
【Q】やはり個人戦とチーム戦でプレーは変わりますか?
<一宮選手>
チャンスがあるからこそ個人戦では絶対にやらないようなプレーをしますね。個人戦では意外と受け身になっていたショットに比べて、チーム戦だと大きく強く振れるようになります。この3人がいるからこそですね。
【Q】パターを最初に打つのはどなたですか?
<蓮沼選手>
自分です。個人的にはジャストタッチでねらっていきたいんですけど。ちょっとショートするケースが多いので。チーム戦は1メートルくらいオーバーさせるつもりで、ほかの3人にラインをしっかり見せるというのが自分の担当だと考えています。もちろん入れる気があるんですけど最悪外してもいいという感じで。
【Q】みなさん20代ということですが、競技以外ではどのようにゴルフを楽しんでいますか?
<蓮沼選手>
うちは家族もゴルフをやっていて、毎年12月に一緒に回るんですけどそれが結構好きでモチベーションになっていると思います。もちろんこういう大会に出ることも楽しいです。
一宮選手、蓮沼選手、佐藤選手、山口選手、ありがとうございました。完全に流れに乗ったという感じですよね。隙のないチームプレーでの優勝、勢い以上に中身も濃かったのではないでしょうか。次回はディフェンディングチャンピオンとしてのご参加をお待ちしています!