2022年6月28日(火)に三甲ゴルフ倶楽部で開催された第4回スクランブルゴルフ選手権2022ダブルス戦関西ブロック|決勝大会には、64組のペアがエントリー。出場チームのなかから、5組のペアにお話しを伺います。2組目は、出場回数が実に27回目の「カール&サンタ」の尾﨑幸則選手と島岡良二選手です。
スクランブルゴルフ選手権は競技ゴルフ参加への第一歩
【Q】スクランブルゴルフ選手権に参加されたきっかけをお聞かせください。
島岡良二選手
スクランブルゴルフ選手権に初めて参加したのは、4年ぐらい前だったと思います。尾﨑くんが、本格的にゴルフを始めたことがきっかけでした。それまで彼は、お付き合い程度のゴルフだったんです。競技ゴルフをした経験がなかったこともあり、「とりあえずダブル戦に出よう」と僕からスクランブルゴルフ選手権に誘いました。
尾﨑幸則選手
この4年の間に、全国大会が開催された御殿場ゴルフ倶楽部には3回出場しました。ほかにも、九州の福岡の全国大会にも行きましたね。予選も含めてすべての大会がダブルス戦です。毎回、島岡さんとふたりで参加しています。スクランブルゴルフは、責任も半分なので楽しいですよ。いわば、楽しいことも悲しいこともふたりで共有できますから(笑)
島岡良二選手
僕たちは同級生で、昔からの知りあいなんですよ。すでに還暦を過ぎましたけど、今でもこうして仲良くしています(笑)スクランブルゴルフ選手権に参加するのは、美味しい酒を飲むためです。酒の肴になるというか。
尾﨑幸則選手
今日のラウンドは、反省点もあるし、良かったこともあるしで、酒の肴にはなるかなと(笑)
鳥取エリアでスクランブルゴルフ選手権の魅力を拡散中!
【Q】スクランブルゴルフ選手権の魅力についてお聞かせください。
島岡良二選手
僕自身は、スクランブルゴルフ選手権に参加し始めた前は、シングル戦の試合によく出ていました。還暦をすぎたので、そろそろ、そういのはいいかなって。楽しいゴルフをしようと思うようになったんです。スクランブルゴルフ選手権ダブルス戦では、ふたりで盛り上がれますからね。我々はお互いをよくわかっているので、たとえ失敗したとしても、あらかじめ想定済みですからね。
尾﨑幸則選手
たとえば、ひとりでゴルフしてると、なんか修行僧みたいになるもんね。「無」にならなあかんというか。スクランブルゴルフはそれがなくて楽しいです。
島岡良二選手
スクランブルゴルフ選手権の決勝は、全国各地の名門コースで開催される点も魅力のひとつです。決勝に出場するという口実がないと、なかなか行く機会もないですしね。そういう意味では、スクランブルゴルフ選手権を都合よく利用させてもらってます(笑)
尾﨑幸則選手
なんせ、年間のラウンド数がまあまあ多い方ですからね。週2回のペースで100ラウンドくらいかな。
島岡良二選手
ABCゴルフ倶楽部で取材を受けた「クリッキ~‘z」の栗田くんと木本くんは、僕たちの仲間です。今日は鳥取から一緒に来ました。取材の話もしてましたよ。「毎日チェックしてるけど、どこにもでてない…ボツになったんかなぁ」って不満そうに言ってました(笑)
僕たちがスクランブルゴルフ選手権に出るようになって、周りの仲間に話をしたんですよ。そしたら「面白そうやな」って、鳥取のゴルフ仲間がどんどん参加するようになりました。
尾﨑幸則選手
そうそう、実はこう見えて、鳥取でスクランブルゴルフ選手権を広めているのは僕たちなんです (笑)。
【Q】今日の関西ブロック決勝大会はいかがでしたか。
島岡良二選手
まあまあでしたけど、ギリで予選と通ったか落ちたか…ですね。
尾﨑幸則選手
4アンダーだから、たぶん通過ギリギリのラインかな。
島岡良二選手
コース自体はそんなに難しいとは感じなかったけど、パターが上手く入ってくれんかったね。OUTの最終ホールは池越えでなかなかトリッキーでしたね。三甲ゴルフ倶楽部は初めて回りましたが、一日楽しく遊ばせてもらいました。
スクランブルゴルフ選手権を競技ゴルフ初参戦のきっかけに!
【Q】スクランブルゴルフ選手権への参加を考えている方にひと言いただけますか。
島岡良二選手
競技ゴルフの一線を退いた人には、楽しく回れるんじゃないでしょうか。試合でありながら、ピリピリしていない雰囲気でゴルフができるからね。ミッドアマチュア選手権とかシニアの大会はまだいいけど、一般的なアマチュア選手権には、学生が参加しててやりにくくて仕方ない。ラウンドの最中であっても、たまに怒ったりもしますね(笑)
尾﨑幸則選手
ゴルフを始めてまだ競技ゴルフの経験がなくて、これから出たみたい人にもおすすめですね。試合に出るいいきっかけになるかなと思いますね。一般的なアマチュアの試合は、真剣すぎてガチガチな感じですからね。
ありがとうございました。鳥取から参戦の気心が知れた同級生ペアの「カール&サンタ」。スクランブルゴルフ選手権の面白さを地元の鳥取エリアで拡散しているとのこと。これからも、出場回数を重ねながら全国大会決勝へと勝ち進んでくださることでしょう。
執筆・撮影:Ikemoto