• Facebook
  • Instagram
  • YouTube
  • LINE

Menu close

究極のラウンドレッスンに!プロ+アマの2名で挑むスクランブル競技大会の魅力とは?

2022年3月8日(火)開催「第1回日本プロアマダブルススクランブルゴルフ選手権 全国決勝」に出場した「H・M・S」下村真由美プロ、馬越憲太郎選手のインタビュー記事です。大事なアレを忘れてしまうなどドタバタもあったみたいですが、それ以上にチームプレーを楽しめたようでよかったです。

 

 

大会前夜に気づいた「ドライバーがない!?」というピンチも

【Q】この大会に参加した理由は?

 

<馬越選手>
もともとミックスペアとチーム戦には出ていて、ホームページを見ていたらプロが参加できる試合があるというのを見つけて声をかけてみました。(下村プロの)スポンサーもさせていただいているので。

 

 

 

【Q】こういう試合形式ははじめてですか?

 

<下村プロ>
はじめてではないですが、トーナメントのプロアマだとプロ1人と3名のアマチュアの方という組み合わせが多いので。この試合はプロとアマが1人ずつでショットやパットなど責任を感じる回数は増えるような気がします。ちゃんとスコアを出さなければいけない大会は久しぶりでしたが、すごく楽しく回れました。

 

 

 

【Q】ドライバーを忘れたようですがいつ気づきましたか?

 

<馬越選手>
昨日の夜ですね。

 

<下村プロ>
羽田から宮崎空港に着いてタクシー待ちをしているときに急に「あっ!」と言うのでどうしたのかなと思ったら、キャディバッグを開けて「見ろよ……」みたいな顔をして(笑)

 

<馬越選手>
ギリギリだったんですよ。ゴルフ5が8時閉店で入ったのがその15分前で。クラブはシャフトだなとつくづく思いました(笑)

 

 

 

【Q】今飲んでいらっしゃる宮崎名物のマンゴージュースのお味は?

 

<下村プロ>
めちゃくちゃおいしいですね。ミックスジュースの中でマンゴーの濃さ味わえるというイメージです。もう少し暑い日だったら、気温があと5度くらい高ければ完璧です(笑)

 

 

 

プロがいるから安心、そして納得できる究極のラウンドレッスンに

【Q】馬越選手はプロと一緒に試合に出てみていかがでしたか?

 

<馬越選手>
楽しいのと、アマチュア同士のときよりも気楽ですね。自分がミスしたときでもカバーしてくれる率はプロの方が高いので。ローハンデのアマと一緒に出たとしても、やはりプロのミスの幅と比べると大きいですから。パットとか自分が決めると嬉しいし、外したとしてもプロがいるから安心です。

 

 

 

【Q】この大会についてどのような参加メリットを感じますか?

 

<馬越選手>
究極のラウンドレッスンというか、ライとか同じシチュエーションで同じ位置から打てるので。プロのアドバイスを受けながら、もし自分が失敗しても「なるほど」と納得できるのが面白いと思います。

 

 

 

【Q】具体的にはどんなやり取りがありましたか?

 

<下村プロ>
トムワトソンを回るのは10年ぶりくらいだったんですけど、なんとなくコースは覚えていて。最初の数ホールで今日はフェアウェイが硬いので思ったよりボールが先に行きそうですねとか、ランディングエリアを測ってもっと遠いところを向いてもいいですよとか。コンディションがどういう感じなのかとちょっとずつ入れていく感じですね。

 

<馬越選手>
勉強以外のなにものでもない1日でした(笑)

 

<下村プロ>
普段も一緒にラウンドすることは多いですが、今日はスコアを出さなければいけないので。アプローチで同じミスが続いているときに「こうした方がいいですよね」というアドバイスはしました。

 

 

 

【Q】アプローチといえば最終ホールの寄せは完ペキでしたね。

 

<下村プロ>
あそこはピンに対して左傾斜が強くて。馬越さんはあの辺をねらって打つと言っていましたが、私はもうひとつ外の傾斜の高い方に落とすイメージですよと。それがマネジメントの差なんだろうなと思いました。

 

 

<馬越選手>
プロのプレーは刺激にもなるし、落としどころの考え方が全然違っていて。

 

 

 

試合は結果にこだわりたい、パッティングで集中力を発揮

【Q】一緒によく回られるとのことでしたが、試合だと気分はかなり変わりますか?

 

<馬越選手>
そうですね、普段のラウンドと試合ではゼロとイチくらいの差があると思います。試合だから究極のラウンドレッスンになるのかと。

 

<下村プロ>
普段は楽しければOKみたいなところがありますけど、試合は結果にもこだわりたいですし。今日なんか本当はスコアを見たくないんですけどね(笑)ドライバーを忘れるし、私はちょっと首が痛いみたいな。

 

 

 

【Q】下村プロから見て馬越選手のプレーはいかがでしたか?

 

<下村プロ>
勝負どころのパットは私よりも決める確率が高いと思います。それくらいカップインへの執着心が強くて構えている姿を見ても伝わってきますね。

 

<馬越選手>
絶対に決めたいシチュエーションってあるじゃないですか。そういうときの集中力は高くなってきています。

 

<下村プロ>
今日も何回も助けられました。

 

 

 

【Q】特に印象的だったプレーは?

 

<馬越選手>
5~7番ホールの耐え続けたパーパットですかね。

 

<下村プロ>
そこがハイライトでいいです(笑)

 

 

下村プロ、馬越選手、ありがとうございました。全国決勝でまさかのトラブル。それを乗り越えての18ホール、お疲れさまでした。次回はエースドライバーを忘れないようにしてください。またのチャレンジをお待ちしています!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!