ゴルフ用語はたくさんありますが、スクランブルゴルフ特有のワードも存在します。今回はスクランブルゴルフツアーの試合会場でよく耳にする言葉をいくつかまとめてみました。要するにスクランブルゴルフあるあるです(笑)
コレしかない=ボールを選ぶまでもないときに出るひとこと。OBやバンカー、グリーンの奥など明らかなミスショットが出た場合、次に使えるボールは限られてきます。特にダブルス戦だと2つに1つしかないため、2番手の選手は文字通り「コレしかない」というボールを残すしかなく、ミスが許されない状況です。逆に1人目がフェアウェイど真ん中のロングドライブ、ベタピンといったナイスショットであればいい意味で「コレしかない」と即決できます。あとは最終ホールでティーショットの採用数が足りていない選手のボールを仕方がなく選択するパターンでしょうか……。そんな窮地に追い詰められてからが、チームプレーの本領発揮です!
距離優先で=採用するボールを決めるときのひとこと。傾斜など微妙に状況の異なるボールが複数あるとき、選択理由になりやすいのが距離の近さです。たとえばグリーン周りで手前のバンカーと奥のラフという2つ状況から選択を迫られたとき、ピンに近いバンカーを選ぶことも珍しくありません。そしてグリーン上では傾斜に関わらず、距離を優先することがほとんどで「チームプレーの確率」にかけるという判断がよく見られます。
まだ大丈夫=ハーフ終わりでスコアを見ながらのコメント。前半終了の時点で全チームのハーフスコアを掲載しています。選手のみなさんにとっては自分たちがどの位置にいるかわかる超重要な情報です。チェックするときはドキドキワクワクの瞬間ですが、出た結果は冷静に受け止めなければなりません。気になるのは予選突破の望みがあるかどうか。つまり、まだ大丈夫か否かです。大丈夫じゃない場合は後半のミラクルを信じましょう。