2024年3月12日(火)開催「第4回ゴルフライフスクランブルゴルフ選手権2023 ミックスダブルス戦 Finalステージ|全国決勝」に出場した「きりたんぽ」武藤永男選手、武藤京子選手のインタビュー記事です。ダブルス経験が豊富なご夫婦ペア。チームプレーならではのコツと学びは?
得意というよりお互いに認め合っている部分を打順に反映
【Q】ダブルスに出はじめたきっかけはなんでしょうか?
<武藤永男選手>
もともと別々にゴルフをしていたんです。同じゴルフ場にいてもそれぞれで回っていたりして。僕が仕事をリタイアして時間が余ったので「一緒に試合に出てみようか」と言ったのがきっかけですね。
【Q】かれこれ80試合近く参加されていますよね。
<武藤永男選手>
ゴルフって長くやっていれば上手くなるものじゃないですよね。今日なんか全然ダメですし。ただダブルスのコツは徐々につかんでいっています。
【Q】チームプレーのスタイルは?
<武藤京子選手>
コースの見方や攻め方は教わる一方で(笑)打順でいうとウッドとか長いクラブは彼が先に打って、グリーン周りとパターは私が先という感じですね。
<武藤永男選手>
そこは得意というかお互いに認めている部分であって。一時期、僕のアプローチがどうにもならなくなっちゃって。彼女の方が上手く寄せられていたから先に打ってよと。
【Q】ミックスダブルスだとティショットの難しさがあると思いますが。
<武藤永男選手>
ティショットは自分なりに一生懸命に打ちたいと思っています。もし僕が失敗しても彼女がちゃんと補ってくれるので。どちらかというと追い込んだ方が力を発揮する方だから。僕は真逆のタイプで先に打たれて池とか変な方に行っちゃうと痺れちゃうので。
【Q】ザ・クイーンズヒルの印象は?
<武藤京子選手>
ナイスショットしたのに木の真後ろにボールがあったりとか。採用できそうなのに選べなくて難しかったですね。
<武藤永男選手>
グリーンはきれいだし、コースレイアウトとか全体的に贅沢につくられているよね。パッと見た感じ速そうなんだけど、雨上がりということもあってそうでもなく。
<武藤京子選手>
あと、お昼ごはんの鯛茶漬けがすごくおいしかったです(笑)
大雨と寒さと、前の試合の調子を引きずってしまった
【Q】今日は1オーバーという結果でした。
<武藤京子選手>
前のラウンドからショットがおかしくなりはじめて、調子を試合本番に合わせられませんでした。自分のスイングがよくわからなくなった感じです。途中で体が回っていないよと言われてちょっと直ったんですけど、完璧には近づけられなくて。旅ゴルフってこんなものなのかなと(笑)
<武藤永男選手>
直前の試合が大雨だったんですよね。寒くし雨降っているし。コンディションが悪いと変に力が入っちゃうんだよね。そこからおかしくなっちゃって。
【Q】ダブルスでのベストスコアは?
<武藤永男選手>
あれだよね、昭和の森で出したやつ。
<武藤京子選手>
確か7アンダーだったかと。すごくバーディーが獲れちゃってラッキーが続く感じでしたね。
<武藤永男選手>
でもスコアはパター次第ですよね(笑)
【Q】試合を通じて得たものはありますか?
<武藤京子選手>
もともと下手だったんですけど、教わったり見てもらう機会が増えてきたのでショットはよくなっていると思います。あと試合に出ていると普段のラウンドと気持ちが変わるので集中力は上がっているはずです。
【Q】ちなみにチーム名の「きりたんぽ」とはなんでしょうか?
<武藤京子選手>
黄金のラフというゴルフ漫画に出てくる「きりたんぽ」というチームがあって。がむしゃらで少しずつ頂点に登り詰めていくというストーリーがいいんですよ。
【Q】おいしいものは食べられましたか?
<武藤京子選手>
昨日、佐賀に入ったところで「独楽蔵」というお店があって、ものすごくおいしかったです。
<武藤永男選手>
炉端焼きのお店で。福岡市内のホテルが全然予約できなくて、ようやく取れたのが糸島なんですよ。町も静かだし地図を見てお店を探してみたらたまたまそこを見つけて。
<武藤京子選手>
行ってみたら大当たりでした。
【Q】試合で行ってみたいコースはありますか?
<武藤京子選手>
兵庫県のサイプレスはまた行きたいです。コースも景観もいいし練習場もかっこよくて感動しました。
<武藤永男選手>
秋の紅葉シーズンだとメタセコイアがバーっと広がっていて。オレンジが密集して全体が赤に染まるというか。練習場がコースの真ん中にあってそこがメインなんですよ。PGAみたいにボールが三角に積んであって素晴らしかったですね。
【Q】今後の目標は?
<武藤永男選手>
全部の大会でトップになりたい。
<武藤京子選手>
てっぺん獲りたい(笑)
武藤永男選手、武藤京子選手、ありがとうございました。トップもてっぺんも獲りたいですよね。継続は力になるとかなんとかなので、このままダブルス道を突き進みましょう!