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エリア拡大で東西対決に「2020全日本マッチプレースクランブルゴルフ選手権」とは?

 

スクランブルゴルフ&マッチプレーでスコアを競う「全日本マッチプレースクランブルゴルフ選手権」はペア対ペアの真剣勝負が魅力です。今年は規模を拡大して、関東エリアと関西エリアの2地区で予選および本戦開催が決定。全国決勝は東西決戦となり、真のマッチプレーチャンピオンペアが誕生します。

 

 

スリリングな展開と駆け引きが面白いマッチプレー

通常のストロークプレーは18ホールのトータルスコアで勝敗または順位が決まります。プレーが安定していればOKですが、スタートホールや前半で大叩きすると埋められない数字の差ができてしまい途中から諦めモードになりがちです。

 

 

一方、マッチプレーはホールごとの打数勝負になります。テレビのゴルフ番組でタレント同士またはプロアマで対決するときによく見るやり方ですね。あるホールがボギーでも相手がダブルボギーなら勝ち、逆にバーディーを獲っても相手がイーグルなら負け。大差も僅差も関係なく、とにかくそのホールにおける打数が少ない方が勝ちです。1つリードで1アップというように途中経過を把握しながら、最終的に勝ち数の多い方が勝者となるためゲーム性が高いラウンドルールと言えます。

 

スクランブルゴルフツアーの他大会のダブルス戦は参加する全ペアで順位を決めますが、マッチプレーは同組のペアとの直接対決です。最終スコアの結果待ちではなく、優勢か否かがリアルタイムでわかるところがポイント。状況に応じて攻めたり守ったりという駆け引きも楽しめ、ほかでは味わえないスリリングな試合展開が魅力です。

 

 

予選から本戦へ!全国決勝で東西のファイナリストが激突

全国決勝でファイナリストのペア同士がぶつかるまでは、関東エリアと関西エリアのそれぞれで試合を行います。予選会は通常のストロークプレーで通過ペアを決めます。6~10月で計10試合(関東6試合、関西4試合)を開催し、上位ペア(関東32ペア、関西16ペア)が本戦に進出です。

 

 

本戦からはマッチプレーでの対決になり、1試合ごとに半数のペアが勝ち上がっていきます。関東は1回戦・2回戦(9ホールずつ)、準々決勝・準決勝(9ホールずつ)、決勝大会(18ホール)、関西は1回戦・2回戦(9ホールずつ)、準決勝・決勝大会(9ホールずつ)という流れで実施。最終的に関東、関西の優勝ペアが決まります。

 

そして全国決勝は東の勝者と西の勝者が対峙するチャンピオンペア決定戦です。実力とプライドが激突する最後の大一番。頂上決戦に相応しいハイレベルな試合を期待しています。

 

 

昨年は一進一退の好試合続出!強豪2ペアが運命の決勝へ

関東エリアのみの開催となった昨年はストロークプレーの予選会が4試合、マッチプレーとなる本戦が1回戦・2回戦、準決勝・決勝というスケジュールで行われました。

 

 

初開催ということもあり反応が心配でしたが、予選会には総勢41ペアがエントリー。各コースで本戦進出をかけての激しいスコア争い繰り広げられました。そして上位16ペアによるマッチプレーがスタート!

 

まずは1回戦。ふたを開けてみれば概ね一歩も譲らないドローの連続または手に汗にぎるシーソーゲームとなり、マッチプレーのよさが色濃く反映されたリザルトとなりました。続く2回戦はワンサイドゲームあり、最終ホールまでもつれた試合ありの両極端な展開に。4ペアによる準決勝を経て迎えた決勝では、スタートから4ホール目までドロー。5ホール目から試合が動き、最後は突き放すカタチで「悪太郎」華山龍成選手、毛虎吉選手が栄冠を手にしました。

 

 

今年開催の「2020全日本マッチプレースクランブルゴルフ選手権」は規模の拡大だけでなく、昨年参加された選手のみなさんの意見を反映して日程やホール数など改善済みです。マッチプレーで2人の力を発揮したい、新感覚の試合に挑んでみたいという方々のエントリーをお待ちしています!

この記事を書いた人

工藤 由行

大会カメラマン兼レポーター。大会当日、練習場やスタートホール、フィニッシュ後に声をかけますので、写真撮影とコメントのご協力をお願いします!