こんにちは、大会カメラマン兼レポーターの工藤由行です。2017シーズンも残り3試合となりました。すでに2018シーズンのエントリーもはじまっていますが、まずは週末最強ペア決定戦となる今大会に注目しましょう。それでは当日の模様と結果をレポートでどうぞ。

2018年3月17日、オールドオーチャードゴルフクラブ(茨城県東茨城郡茨城町)にて、2017WEEKENDスクランブルゴルフ選手権|ペア戦|チャンピオン大会が開催されました。エントリーしたのは各ブロック決勝を勝ち抜いてきた59ペア。実力者揃いだけあって好プレー続出、チャンピオンの座を争う熱い戦いが繰り広げられました。

明け方はまだ冷え込みが厳しいものの、日が昇ってしまえばすっかり春の陽気です。練習場には早い時間から選手がたくさん集まっており、一球ずつ確かめるようにクラブを振っていました。クラブハウスからドライビングレンジまではちょっとした散歩道になっているため、一緒に歩きながら今日の意気込みを聞いてきました。まずはそちらをどうぞ!

「リリーズ」橋本天山選手、橋本しおり選手。今年2月にご結婚されたばかりだそうで、苗字が一緒になってからのチャンピオン大会参加です。天山さんは「課題はチームワーク、楽しんでプレーした結果スコアがついてくればと思っています」とのこと。しおりさんはゴルフ歴3年、片手シングルのご主人のあと押しもあり、早めの競技ゴルフ参加を決意したとか。ということで結婚記念の好成績を!

「Team ばにぃーず」鈴木研選手、鈴木陽子選手。こちらもご夫婦ペアです。お2人とも大のゴルフ好きということで、アスリート系ゴルファーの研さんに引っ張られる形で陽子さんも競技ゴルフに世界に飛び込んだようです。陽子さんは「なるべく1パットで入れられるくらいのアプローチを(笑)」と今日の課題を語ってくれました。息ぴったりのコンビネーションで上位入賞を目指しましょう!

「くま!!わんこ!!」伊藤孝司選手、酒匂直子選手。チーム名は動物柄のかわいいヘッドカバーから。イエローのウェアが印象的ですが特に合わせたつもりはないそうです(笑)。酒匂さんは「レディースは結構前でお得な感じなので距離的には有利かなと」とティーショット採用のバランスを気にしながらお互い負担のないようにプレーしたいとのことでした。ペア戦ならではの気遣いは18ホールを戦う上で大切なことですよね。

「ミラクルボンバーズ」廣田光昭選手、小竹和人選手。普段はビリヤード仲間というお2人ですが、今日はキューをクラブに持ち替えての参加です。「調子に乗るとやられるのでパープレーを目指します」と控えめにコメント。「遊びのゴルフならOKパットなところ、(競技では)どんなに短くてもマークしなきゃならないので調子が狂っちゃって(笑)」とショートパットが課題だそうです。

「サラリーマンゴルフ倶楽部Z」宮越義則選手、鶴岡友和選手。チーム名のとおり根っからのサラリーマンというお2人。ペアを組んでから3回目のスクランブルゴルフだそうですがコースについては「去年ここでプレーしたけど忘れちゃった(笑)」としながらも、5アンダーを目指して練習場に向かわれました。ゆる~くというか気負わず気軽にゴルフを楽しもうという感じがいいですね。

「ヘタのヨコズキ」飯田拓也選手、伊藤博美選手。栃木県からのご参加で最終組からスタートお2人は、今朝コース近くの打ちっ放しでしっかり練習済みだとか。「レギュラーティーからだと競技慣れしていない人とかどうなるのかわからないので、順位がまったく読めないですね」とのこと。一番最後に笑顔で戻ってくることを期待しています。

さて1番ホールのティーグラウンドにやってきました。雲ひとつない青空のもと、フェアウェイやバンカー、木々の様子などコース状況がくっきりと確認できます。ほぼ真っ直ぐなパー5ですが、スタートホールということで慎重にねらっていきたいところです。前組の移動を確認してから1人目のティ-ショット。2人でボールの行方を見守ります。

スタートから2時間以上が経過して、ここは9番ホールです。セカンドショットの精度が試される中、なるべくピンに絡むようにと距離と方向を合わせてきます。無事グリーンに乗ってからは2人の共同作業。パートナーと協力しながらラインを読み解かなければなりません。ここがスクランブルゴルフのメインといってもいい場面です。

サイドにボールが流れるケースも少なくなく、バンカーショットも見られました。絶対パーセーブという目標に向かって、ググッと寄せていきます。ナイスアウト!

前半戦終了の時点でトップに立ったのは「I love アラジン」黒羽克紀選手、玄徳盛選手。要所を締めながら4バーディーを奪い、ハーフスコア32でチャンピオンに一歩近づきました。多くのペアがタフなセッティングに苦しんだ模様で、スコア的にはオーバーが目立ちましたがまだまだこれからです。後半からの巻き返しに期待しましょう。

この赤いカートを見ると選手のみなさんはドキッとするそうですが、あくまでもスムーズな進行のためですのでご容赦を(笑)。後続の組が気持ちよくスタートできるようにプレーファーストにご協力ください。以上、競技委員からのお願いでした♪

9番ホールのグリーン上ではINスタートの組が最後のプレーに集中しています。ここでもうひとつ伸ばせれば順位が大きく変わる可能性もあります。そして入ると思わなかったというロングパットを沈めて喜びを噛み締めるこちらのペア。このミラクルパットがどんな結果に結びついたのでしょうか? 表彰式にLet’s GO!

第3位は「I love アラジン」黒羽克紀選手、玄徳盛選手。7バーディー、1ボギーのトータル6アンダー。荒れ模様の前半でトップに立ち、後半は2つ伸ばしてしっかり3位をキープしました。※都合により表彰式は欠席です。

第2位は「三高電機 株式会社」高橋清人選手、奥村通選手。7バーディー、1ボギーのトータル6アンダー。4チームが同スコアで並ぶ2位争いでしたが、大会規定によりマッチング方式にて2位入賞が確定しました。

3回目のスクランブルゴルフでようやくコツをつかんできたというお2人ですが、奥村さんは「今日は入れようという欲が強過ぎて入らなくて、途中から楽しくやろうねと話し合ったのが結果的によかったのかもしれない」と18ホールのプレーを振り返ってくれました。

優勝は「まつます」増田勇樹選手、松本浩太郎選手。1イーグル、5バーディー、ノーボギーのトータル7アンダーと力の差を見せつける形でチャンピオンの座を手にいれました。

決勝点ともいえる7番ホールのイーグルについては「90ヤード残った3打目がバックスピンで入っちゃって。思わず『入れっ!』って叫んじゃいました(笑)」とコメント。また最終ホールで決めた約12メートルのバーディーパットは「入っちゃったな(笑)」という感じだったそうです。

増田さんは「前半が大変苦しくて『ゴルフって難しいね』って浩ちゃん(松本さん)に話していて。でもイーグルパットが入ったとき、我慢していればいいことがあるかもと思っていたたらこういう成績になりました」と喜びを噛み締めました。

松本さんは「(増田さんは)いつもナイターとかで一生懸命練習しているので友人として嬉しいですし、おめでとうと言いたいです」とパートナーの日頃の努力を称えました。

選手のみなさんお疲れさまでした! さすがチャンピオン大会だけあって、難コースにもかかわらずスコア的にも技術的にもハイレベルな戦いだったと思います。またみなさんのプレーから揺るぎないゴルフ愛を感じました。ただいま2018シーズンのエントリーを受付中です。スタッフ一同、みなさんの熱いチャレンジをお待ちしています。

2018シーズンは3月開幕。各選手権とも拡大リニューアル、スクランブルゴルフの魅力を堪能できる大会を多数開催。大会公式サイトにてエントリー受付中。

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