こんにちは、大会カメラマン兼レポーターの工藤由行です。3月に入って合格発表や卒業式など人生の節目となるイベントが続いていますが、太平洋クラブCUPもついに最終決戦の日を迎えました。日本一の山に見守られながら、栄冠を手にしたのはどのチームだったのでしょうか?大激戦となった当日の模様をレポートでチェックしてください。

2018年3月14日、太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県御殿場市)にて、2017ゴルフライフスクランブルゴルフ選手権 太平洋クラブCUP|チーム戦|チャンピオン大会が開催されました。参加したのは予選・ブロック決勝を勝ち上がってきた46チーム。それぞれ狭き門を突破してきたこともあり、テクニックとチームワークのレベルの高さは証明済みです。今シーズンの締めくくりとして最強チームの称号を得るべく、白熱のスコア争いが繰り広げられました。

極寒の冬が過ぎ去り、ポカポカ陽気の春がやってきました。ゴルファーにとっては待望の春といったところですが、花粉症に苦しむ人も少なくないようです。マスク姿で花粉とも戦いながら好スコアを目指す選手のみなさん、辛いでしょうがなんとか頑張ってくださいね。
そんな中、練習場やティーグラウンド付近でスタートを待つ方々に今大会にかける意気込みを聞いてきました。

「チーム・YASAGURE」幸田隆一選手、日暮禎司郎選手、半澤憲子選手、見津佳子選手。JGMやさと石岡ゴルフクラブのメンバーというみなさんからは予選があまり思わしい結果ではなかったようで「はじめてのコースなのでパットもしくはキャディさん次第です(笑)」とやや控えめなコメントをいただきました。

「チームUTB220」川越寿美代選手、佐野富治選手、深沢伸行選手、大島浩選手。クラブハウス前での談笑中にお邪魔したところ「優勝には絡めないかもしれませんが、バランスよく10アンダーを目標にします」とのこと。早朝練習のためかなり早起きしたようで、ちょっと眠たそうでしたが、せっかくのいい天気なのでスッキリ切り替えていきましょう!

「HTM2(同級生)」半田英雄選手、宗村健司選手、宮下義史選手、武井莊八選手。本選手権の常連チームですが「(ご家庭の事情で)来シーズンのシード権を取りたいので3位以内に入らないといけないんです(笑)」と参戦を継続するには上位入賞が必須のようです。理由はさておき表彰式でお待ちしています!

「wai wai」堤龍司選手、藤井庸史選手、森迫恒彦選手、田所純選手。諸事情により今日のためにメンバーチェンジしてきたようで「ここはどんどん前に打っていくしかないですね。優勝だとコメントしなきゃいけないので2位か3位ねらいで(笑)」とキャディさんと掛け合いながら今日の抱負を語ってくれました。今日はブロック決勝2位の実力を発揮していただきましょう!

「関東・関西連合」齊藤公義選手、石井明選手、村田保選手、愚川昌宜選手。チーム名のとおり関東と関西の合同チーム、練習グリーンで調整中にお話を伺ったところ「曲げたらダメな六甲とは雰囲気が全然違いますね。今日はとことん楽しみます」とスタートを前にしてとてもリラックスした雰囲気でした。

「Kパイセン」長澤尚明選手、小林敬太郎選手、伊藤健太郎選手、永岡武選手。Kパイセンとは小林選手のことだそうです。御殿場はかなり慣れたコースなようで「出足で乗っちゃえば行けると思うんですけど、選ぶボールの順番が大切ですね」と落ち着いた様子で今日のプレーを予想してくれました。

さて10番ホールのティーグラウンドにやってきました。372ヤード(女性は287ヤード)のパー4、チーム戦ではここでまずバーディーを奪うことが上位入賞の必須条件ともいえます。レディースティーからだと富士山がくっきりと見えるという最高のロケーションです。ヤッホーと叫ぶかのように今日を占う運命の第一打が放たれました。

今度はカート道を渡った先にある1番ホールです。耳がキーンとしそうなくらい高低差を感じる打ち下ろしのパー4。落としどころが難しく距離もあるため、スタートにして最大の試練を迎えるといったところでしょうか。ここは最悪でもパーセーブとなるように安全第一のプレーが続きそうです。

前半最後となる9番ホールでは、少しでもピンに近づけようと各チームのショットメーカーが奮闘中です。たとえ1ピン以内につけても、微妙なマウンドがあったり見えにくい傾斜があったりとライン読みが難航します。そしてメンバーの静かな声援を受けたボールは見事カップイン! チーム戦らしいハッピーな盛り上がりを見せてくれました。

ハーフスコア速報を見るとさすがチャンピオン大会という感じで、全チームがパープレー以上の結果を残していました。ハーフスコア28で頭ひとつ抜け出したのが「ねお!ハイボール」の持田哲哉選手、長谷川勝巳選手、金田博明選手、志村和彦選手。スタートホールこそ取りこぼしたものの、その後は8連続バーディーの猛攻で首位に立ちました。ただし、全チームが僅差でひしめき合っているため、コースが入れ替わる後半以降は1打ごとに順位の変動が見られそうです。

後半のスタート前に円陣を組んでいるのは宮城県から遠征してきた「東北仰天バーディーズ」のみなさんです。メンバー全員が楽天ゴールデンイーグルスのゴルフウェア(?)を着用とただならぬ気合が感じられます。今日はショットとパットで東北魂を見せてくださいね!

再び9番ホールでINスタート組のプレーを見てみましょう。セカンドショットは向かい風を計算しながらグリーン右サイドのピンをねらいます。傾斜が複雑な場所だけにどうしても奥やサイドにこぼれてしまうのですが、パターとウェッジを駆使しながらピン側につけていくアプローチは素晴らしかったです。

キャディさんは5人目の選手と言われるほどチーム戦には欠かせない存在です。クラブの準備やカートの移動をテキパキとこなしながらも、いいスコアで上がれたときは一緒に喜んでくれます。

無事18ホールを戦い終えたチームが続々とクラブハウスに戻ってきました。アテスト後はスコアボードで暫定順位をチェック。上位争いは大混戦となっているため最終組の到着をじっくり待ちます。さて結果は?

第3位は「CPN」平中克幸選手、国本京佑選手、米川達也選手、山本幸彦選手。11バーディー、ノーボギーのトータル11アンダー。前後半ともに安定したゴルフでスコアを積み重ねて、4チームが横一線に並ぶ3位争いを制しました。※都合により表彰式は欠席です。

第2位は「wai wai」堤龍司選手、藤井庸史選手、森迫恒彦選手、田所純選手。12バーディー、ノーボギーのトータル12アンダー。スタートから6連続バーディーと勢いよく飛び出してそのまま好走、後半も要所を締めて見事2位フィニッシュです。※都合により表彰式は欠席です。

そして優勝は「ねお!ハイボール」持田哲哉選手、長谷川勝巳選手、金田博明選手、志村和彦選手。13バーディー、ノーボギーの13アンダー。前半の8連続バーディーでトップに立ち、攻めの姿勢を崩すことなく最後までリードを守り切りました。

長谷川選手は「4番ショートで長いバーディーパットを沈めて、リズムが変わって流れに乗りましたね。ハーフターンで(ハーフスコア)29が2チームいたので、後半まくられたらヤバいなと思っていましたが優勝はねらっていきました。どこのチームというわけではなく、(スクランブルゴルフは)自分たちとの戦いなので、そういう意味でスコアも計算していました」とコメント。

今回がスクランブルゴルフに初挑戦だったという金田選手は「まったく初めてだったので、ティーショットがなかなか採用されなくて焦っちゃって(笑)」とプレーを振り返ってくれました。

ロングでは2オンできなくても3打目勝負でOKというポジティブなチームプレーで難コースを完全攻略、最強チームの称号と優勝カップを手にしました。

選手のみなさんお疲れさまでした! これ以上はないという清々しい青空のもと、仲間と一緒にチームプレー&春ゴルフを楽しめたのではないでしょうか? ただいま2018シーズンのエントリーを受付中です。スタッフ一同、みなさんの熱いチャレンジをお待ちしています。

2018シーズンは3月開幕。各選手権とも拡大リニューアル、スクランブルゴルフの魅力を堪能できる大会を多数開催。大会公式サイトにてエントリー受付中。

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